京セラドキュメントソリューションズ
Customer Profile
- 会社名
- 京セラドキュメントソリューションズ
- 所在地
- 〒540-8585 大阪府大阪市中央区玉造1-2-28
- 創業
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1934年11月
- 資本金
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120億円
- 事業内容
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モノクロおよびカラーのプリンター、複合機、広幅複合機、ドキュメントソリューション、アプリケーションソフトウェアおよびサプライ製品の製造・販売
- 連結売上高
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2,505億円(連結、2013年3月期)
※会社名、肩書き、役職等は取材時のものです。
成長続くアジア市場への供給力強化を目指し、 新設ベトナム工場にSAPを短期間で導入。
京セラドキュメントソリューションズは、プリンターおよび複合機の供給力強化を実現するため、アジア地域 では中国広東省東莞市石龍に次ぐ2番目の生産拠点となるベトナム工場(京セラドキュメントテクノロジーベ トナム/ハイフォン市)の建設を2011年10月から開始した。
翌年10月生産開始を目指し、新工場の業務を支える基幹システム導入が急がれたが、プロジェクトの本拠は 本社のある大阪、実際のプロジェクトサイトはベトナム・ハイフォンという距離の壁を乗り越え、実質5カ月 という短期間で導入を実現。プロジェクトの成功は、同社のさらなるグローバル展開への礎となった。
プロジェクト概要
課題
- 新工場の業務を支える基幹システムの短期導入
- ベトナム新工場の「あるべき姿」の実現に資するシステム構築
- 日本語・英語・現地言語(ベトナム語)に対応したユーザー教育・ユーザーマニュアル作成
ソリューション
- 基幹システムとしてSAP ECC6.0を導入
- 開発は稼働中の既存基幹システムをベースに効率化
- 稼働後のフォローを行いながら、現地語対応も含め、きめ細やかなユーザー教育を実施
- ABeamのグループ会社を含めたグローバルな総合力、連携体制
成功のポイント
- 中国工場で既に導入している業務プロセスや機能をベースにアドオン開発を効率化
- 稼働時のリスクを考慮した稼働前後での対応の切り分け
- 短納期を克服したABeamのプロジェクトマネジメント力
- 京セラドキュメントソリューションズとABeamの強い信頼関係
- 「日本発、アジア発のグローバルコンサルティングファーム」としての展開力
- ABeamのベトナムにおける同様のプロジェクト経験と知見の活用
Story
ABeamは営業担当者も含めメンバーのハートが熱く、上辺でプロジェクトマネジメントを考えるのではなく、真剣に我々のなかに入り込み、プロジェクトを成功させるために“こうやるんだ”という姿勢を感じました。
今後は自分たちの足で立ちながらも、背中を押してもらえるような関係であり続けたいと願っています。
京セラドキュメント ソリューションズ株式会社
事業戦略本部 IT統括部 部長
森 哲也氏