各グローバル拠点の業務特殊性を考慮しつつ、ECM領域を含めた顧客視点での業務プロセスを構築。今後、拠点横断での全体最適を実現するPLMソリューションを導入予定
各グローバル拠点の業務特殊性を考慮しつつ、ECM領域を含めた顧客視点での業務プロセスを構築。今後、拠点横断での全体最適を実現するPLMソリューションを導入予定
Customer Profile
経営/事業上の課題
課題解決に向けたアビームの支援概要
支援の成果
受注生産型製造業を取り巻く市場環境の変化に対して、従来の現場改善型の取組だけでは十分な効果が見込めず、複数の製造拠点・業務プロセスを横断した取組みによる効果創出が求められていた。しかし、現状これらの間の情報のやり取りは手作業に頼っており、情報共有・活用を進める上で大きな障害となっていた。
クライアントはPLMの導入により情報共有・活用の促進を図ったが、受注生産型の製品を扱う業務プロセスや情報の扱われ方は多種多様かつ特殊であり、一般的なPLMソリューションの導入だけで実現するものではなかった。当社は、各拠点への調査を通じてこれらの特殊性を把握した上で「目指す業務プロセス」を整理し、各ベンダーに「目指す業務プロセスを実現するPLMソリューション」の提案を打診、回答を評価することで、クライアントに最適なPLMソリューションの選定・導入につなげた。このソリューション導入により、サプライチェーンマネジメント強化への橋頭保を築くことができた。
PLM導入に際しては、各拠点から新しいやり方への不安の声が多く聞かれた。これに対し、各現場を複数回訪問し、現場が抱える課題の調査を行った。そのうえでPLMによってそれらの課題がどのように解決されるのかを、PLMソリューションを用いたデモで視覚的に示した。これにより「現場の腹落ち感」を醸成し、各関係者が主体的な姿勢で導入に取り組む環境を作り上げた。
2022年3月1日
原田 健志
小山 和久
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