人材/組織マネジメント

サービス

最先端のテクノロジーとデータを駆使し、企業の成長を加速する人材マネジメントの
実現を支援

タレントマネジメントが提唱され10年近く経過した今、人的資本経営やWell-being(健康経営)、ジョブ型雇用、働き方改革などさまざまな社会要請を受け、企業が人材マネジメントで目指す姿も変化しています。売り手市場・人手不足などを背景に、自律的なキャリア形成支援をはじめとした、従業員から選ばれる会社であることが求められている一方、企業側も戦略や創造を達成するための人材マネジメントを必要としています。

アビームコンサルティングは、個人と会社が選び選ばれる関係である今の時代に即して、持続的な企業価値向上につながる人材マネジメントを戦略的に支援します。

トレンド/課題

タレントマネジメントの再定義

タレントマネジメントとは、従業員が持つタレント(能力・資質・才能など)やスキル、経験値などの情報を人事管理の一部として一元管理し、人事施策(採用・配置・評価・育成など)の精度を上げることを目的としており、その重要性はこれまでと変わっていません。

人事施策の精度を上げていくためには、収集したデータを「活用」していくことが必要です。しかし多くの会社では、タレントマネジメントシステムを導入し、データ収集のプロセス構築までで止まっているケースが大半です。データが活用できる状態で収集されていない、必要なデータの種類・量が収集できていない、どんな意思決定アクションを行うために活用したいか定められていない、といった課題が目立ちます。

そうした課題解決に向けて、自社の実態に合わせた戦略を描き、タレントマネジメントの在り方を再定義することが求められています。

事業部、従業員が使える人事基盤システム

人事基盤システムの導入は、多くの場合、本社人事部、IT部の主導で行われています。要件定義では、本社人事部が運用を考え、トレーニングでは人事部が作成したマニュアルをシェアして終わっていることが目立ちます。例えば、従業員に対して、人事部側は一人ひとりが自律的にキャリアを考え積極的に学ぶことを狙いとする一方、従業員はどこの何を見ればどのような示唆を得られるのかわからず、システムの利用が必須プロセスに留まってしまうという課題があります。

また、事業部に対しては、異動、評価などのプロセスでの活用を意図する一方、事業部が欲しい情報が得られない、あるいは必要なタイミングで提供されず、事業部のみで情報を保持し、独自の運用をしている課題があります。そのため、人事基盤システムの導入では、従業員と事業部の双方の視点に立った運用体制・方法の構築、展開を行っていくことが不可欠となります。

最新テクノロジーを用いたデータ活用の高度化

データ活用の検討では、活用の目的、活用から逆算したデータの定義、収集のプロセス定義が重要視されています。しかし、これらの検討は時間を要するため、限られたリソースで取り組むことが困難、あるいはデータを入力する側の負担が増えることに繋がり、敬遠されるといった課題があります。

これからの人材マネジメントには、最新のテクノロジーと既存のデータを利用し、現時点でできるデータ活用の整理、技術的に取得が難しかったデータの収集や分析などを行い、データ活用を高度化していくことが重要になります。

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アビームの特長

  • 人事業務の高度化を支える縦横に連動した人事モデル構築の実績

    社会/経営から個人の豊かなキャリア(タテ)、人事戦略/人材マネジメントから人事オペレーション(ヨコ)の分断をなくし、縦横に連動した人事モデルを構築し、それを支える人事業務をデータドリブンで高度化します。

  • 構想から保守、PMO、さまざまな支援体制の提供

    豊富な実績を有するアビームコンサルティングだからこそ、デザイン、実現、活用まで総合的に支援します。実施形態もプロジェクトマネジメント、サービス選定支援、IT導入、チェンジマネジメント、運用保守などさまざまな形態で提供できます。

  • 人事部だけでなく、経営や現場を巻き込む推進力

    人事部が使うシステムを導入するのではなく、その先の活用でどのような経営、人事戦略を達成したいか、また実際に使っていく現場は何を実現させたいと思っているか、経営層をはじめ、各フェーズで適切な部門を巻き込みながら推進します。

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アビームコンサルティングは、人事・組織領域における長年の実績・知見に最新のテクノロジーを掛け合わせ、戦略策定・制度設計・プロセス設計・IT導入までトータルなソリューションを幅広い業界に提供しています。

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