東京きらぼしフィナンシャルグループは、2016年4月頃から東京都民銀行、八千代銀行、新銀行東京の合併と、それに伴う3行の基幹システムを含む全ての銀行システムを統合するプロジェクトを本格的に開始した。同グループはアビームコンサルティングをパートナーに選び、アビームコンサルティングはPMOとして、4年にもおよぶ難易度の高いプロジェクトを推進した。システム統合は2020年5月に計画通り完了、安定的な移行を実現した。東京きらぼしフィナンシャルグループではシステム統合によるコスト削減などで大きな効果を生み出すとともに、デジタルバンク設立を契機としたデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みを加速させようとしている。