データドリブン経営

サービス

経営戦略と事業オペレーションをつなぎ、社員の行動変容をもたらす

顧客ニーズの多様化や環境の変化に対応しながら継続的な経営・企業活動の高度化を実現するためには、KKD(勘と経験と度胸)から脱却し、迅速かつ正確にデータに基づいた経営・事業の意思決定を行う「データドリブン経営」の重要性が高まっています。


その一方、「自社が取り組むべきデータ活用とは何かが分からない」「データ分析の基盤を導入したものの意思決定や業務への活用が進まない」と悩む企業が増えているのも事実です。


企業のデータを十分に活かすには、中長期的なロードマップを描き、具体的な企業活動・業務の変容を積み重ねて推進する必要があります。アビームコンサルティングは、企業がデータを活用した変革や意思決定を実現するために、経営管理の高度化に向けた構想策定から、経営管理プロセスの導入・定着まで支援します。

トレンド/課題

「データドリブン経営」を掲げるも、本格運用に至る企業は少ない

データを活用した経営・企業活動の高度化に取り組む企業は多いものの、実際の業務や意思決定に落とし込まれている例は少ない現状があります。アビームコンサルティングが実施したデータドリブン経営の取り組み状況に関する調査によると、本格運用できている企業は約23%、更に取り組みに成功していると回答した企業はわずか約14%という結果でした。他にも、PoCを実施するも次のアクションにつながらない、分析データの基盤を作ったものの全く利用されていない、といったケースも散見されます。

昨今では、財務データに加え、非財務データの活用も求められていますが、本質的には、企業価値(PBR)向上に有効なドライバーを特定し、その評価・分析を通じて、事業部門のアクションに繋げていくことが重要です。
(※2022年に実施したインターネット調査回答者数=1,008)

目指したいビジョン、実現に向けた包括的なロードマップ整備が必要

本格運用に至らない、「成功している」と言い切れない理由は様々ですが、社員や組織のケイパビリティが伴っていない(人材・組織)、データ利活用に耐えうる環境が整っていない(データ活用基盤)、目指す姿・ビジョンがそもそも定まっていない(戦略)ことなどが挙げられます。こうした課題を克服するには、ロードマップを描くだけでは十分でなく、データを活用した業務を短期的に適用し、小さな成功体験を積み重ね、社内に力強いムーブメントを呼び起こす仕掛けも不可欠です。

真のデータドリブン経営を実現させるためには、局所的な対処ではなく、経営・企業活動を高度化するためのロードマップを包括的に描いていく必要があります。

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アビームの特長

  • 戦略・組織・業務・システムの統合力

    経営課題の特定やデータ分析目的の明確化、業務プロセスの再設計、分析テーマの選定やデータ活用基盤整備のアプローチなどに経営戦略策定・経営管理改革・業務改革の知見を発揮します。データドリブン経営を支える専門組織の設立や運用支援、人材育成も支援します。

  • 業種・業界固有の業務ナレッジ/現実的な変革への伴走

    ビジネス変革・システム導入の支援実績に裏打ちされた豊富な業務ナレッジを生かし、あらゆる業界・業務領域の現場オペレーションで、確実に分析レポートが活用される業務プロセスを再設計・導入し、データドリブン経営の導入・定着から経営課題解決までを実現します。

  • インダストリーアジェンダの設定〜企業変革に精通した専門コンサルタント

    業界に精通したインダストリーコンサルタントに加え、戦略からプロセス・テクノロジーまであらゆる変革テーマに強みをもつプロフェッショナルが、有機的にチームを編成し、経営判断から現場オペレーションまで、部門を限定することなく一貫して支援します。

提供サービス

アビームコンサルティングでは、データを活用した経営・企業活動の高度化に向けて、戦略/経営高度化プロセス/人材・組織/データ活用基盤など、包括的に支援します。

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