財務会計・経営管理

サービス

債権・債務や原価計算、決算対応などの
プロセス改革・法改正対応だけでなく、
ESG経営やデータドリブン経営などの
会計領域を起点に、
サステナビリティ経営の確立を支援

近年、デジタル技術の進化にともない、企業を取り巻く環境はめまぐるしく変化しています。DXが益々加速する中でCFO機能の中核である経理・財務部門は、正確で迅速な決算を実行する組織から、デジタル技術を最大限に活用し、企業価値を向上させる組織へと変革が迫られています。そのためには、非財務情報を含む膨大なデータを収集・分析し、データドリブン経営を実現する必要があります。

アビームコンサルティングは、最新のデジタル技術を活用し、豊富な経験と多様なサービスでCFOが抱える経営課題の解決を支援します。

トレンド/課題

ESG経営の実現~社内外のさまざまな非財務情報を収集・蓄積・分析し可視化することによる経営判断の高度化と企業価値の向上~

“企業価値”の定義が大きく変化している中、企業はどのような経営課題に対し、どのKPIを用いて経営を管理し、対外的に開示・対話を進めることが求められているのでしょうか。

アビームコンサルティングは、企業価値向上に寄与する「非財務資本」を重視しています。非財務資本は将来の企業価値を生み出す源泉であり、ステークホルダーが企業に対して抱く「成長期待」の中核です。企業は、ビジョン・経営戦略や事業計画と非財務資本とを密接に結びつけ、経営管理の実現だけでなく、この魅力を訴求すべく対外開示・対話を推進する必要があります。

一方で、各企業の非財務への取り組みの中には、定性的な開示や企業ビジョンや事業戦略との関係性が薄いKPIの設定など「密接に結びついている」とは言い難いケースがあります。非財務資本の増強が生む成果の「定量的」な把握は困難という認識が強く、費用対効果の測定、KPIの設定と達成率の把握、経営目標との融合が実現できないという点が大きな問題の一つです。

こうした問題の解決に向けて、最新のデジタル技術を活用し、社内外に散在している非財務関連情報の収集・蓄積・分析により経営判断の高度化と企業価値向上を目指す仕組み作りが求められています。

データドリブン経営・ROIC経営の浸透~経営と現場のKPIを繋げ、データに基づいた経営/事業の意思決定サイクル構築を実現~

近年、企業の資本収益性の指標として、ROIC(投下資本利益率)が注目されています。ROICは投資に対するリターンを事業別に判断しやすく、投資ポートフォリオの測定に向いています。ROIC向上に向けては、データに基づいて経営・事業の意思決定を行う、データドリブン経営の基盤を整えることが必要です。

一方で、企業がROIC改善に取り組む際には、コーポレートと事業部門間に壁がある、データが事業間で分断され分析できない、 多種多様な関係者を巻き込む推進人材が不足している、といった課題があります。

ROIC向上に向けた経営変革には、経営と現場のKPIを繋げ、データに基づいた経営/事業の意思決定サイクルを構築することが不可欠になっています。

計画業務の改革~xP&A(拡張計画・分析)高度化に向け、予算・見込策定業務改革、分析、アクションプランニング改革を実現~

為替を含むマーケット、市場ニーズ、人々の働き方が加速的に変化していく中で、業界のリーダーであり続けるためには、他社状況と自社のポジショニングを確認しつつ、素早い経営判断を行うことが必須です。

このような状況の中では、旧来型の業務単位での予実管理(予算と実績の比較)ではなく、全業務領域横断で整合性の取れた予算と成行き(予測)の乖離分析と、予算と見込(成行きに施策を加味して調整した数字)の乖離分析に主眼を置き、今後のアクションプランニングを行うこと(xP&Aの実現)が重要となります。施策策定(アクションプランニング)では複数のケースでシミュレーションを行い、実現性を加味して決定する必要がありますが、Excelを代表とするスプレッドシートによる実施では、業務負荷と変更容易性、管理面において、高頻度・高精度で業務を完遂することは困難です。

こうした問題解決に向けて、AI予測機能などのIT先進技術を活用することにより、xP&A高度化に向けた業務改革が求められています。

インサイト

アビームの特長

  • 業界・業務知見や支援実績を活用したプロジェクト進行

    多くの業界で培った経験をもとに、事業形態を踏まえた精度の高い価値関連性分析やROICツリー検討を、デジタル技術を駆使して分析・可視化し、サステナブル経営の実現に向けた課題を解消します。

  • 提案型アプローチ

    経理財務、ITの専門集団として、クライアントファーストの視点でヒアリングやディスカッションを提案型で実施します。

  • 実現性のある計画策定

    総合コンサルティングファームとして、トップダウン/ボトムアップの視点で、かつ下流工程・実現化フェーズを見据えた実現性のある計画を策定し、クライアントの実現に向けて伴走します。

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