出版概要

究極の“コト消費"であるスポーツビジネス 成功のシナリオ
書名 :究極の“コト消費"であるスポーツビジネス
 成功のシナリオ
著者 :アビームコンサルティング
    久保田 圭一
仕様 :四六判 並製 232ページ
発行日 :2019年3月28日(木)
価格 :1,944円(税込)
発行元 :日経BP社
ISBN-13 :978-4296101085

 

目次

■ まえがき

■ 1章  スポーツビジネスとは何か?
   拡大していくスポーツビジネス市場
   2025年までに市場規模を約3倍に
   3年連続で世界的なイベントを開催、「ゴールデン・スポーツイヤーズ」
   スポーツビジネスの顧客基盤とプレイヤー
   スポーツは究極の「コト」ビジネス
   バルセロナで売られていた芝生の価値
   幼少期を過ごしたブラジルで感じたスポーツの持つ「熱量」
    
■ 2章 スポーツビジネスのプレイヤーが抱える課題
   ファンを惹きつけるのは、果たして「強さ」だけか! ?
   ファンを獲得する「魅力の要素」
   欧米と大差をつけられた日本のスポーツビジネス
   マーケティングと新たなスポンサーシップ
   【考察】チームと企業の双方の視点から考える「戦略的スポンサーシップ」
   アスリート本人が営業活動の場へ出向け
   スタジアム・アリーナが抱える課題
   地域のアイデンティティとしてのスポーツチーム
   進化するメディアのスポーツ中継
   【コラム】スポーツイベントのカレンダー「スポカレ」
   最重要課題は人材育成
   「体育」から「エンターテインメント」へ
    
■ 3章 「スポーツ×α」で新規ビジネスを創出する
   「異業種連携」によって新たな収益源を創出する
   「3C分析」の限界
   「共感」「エコシステム」「タイム」の3要素
   パートナーとの関係構築のポイント
   有益なパートナーの見つけ方
   「時間を奪う」ことで共感を伝える
   スポーツが奪っている時間は活用の余地が大きい
   ファンの時間を意識したバイエルン・ミュンヘンの取り組み
   SET分析から具体的施策へつなげる方法
   SET分析の実践シミュレーション
   SET分析はあらゆる業種に応用可能
    
■ 4章 スポーツビジネス市場の拡大に向けて
   データ活用による新たな価値創造
   データ活用によるパフォーマンス向上
   データ活用による経営強化
   パフォーマンス向上の具体的な取り組み事例
   【コラム】「HyperCube」により仮説を出す
   トラッキングによるトレーニングレベルの向上
   コンディション・フィジカル・試合データの活用
   モータースポーツでの挑戦
   スポーツ界でのデータ活用人材の育成が急務
   アナリスト志向ではなくアスリート志向のテクノロジー
   スポーツ分野における才能発掘と育成マネジメントの近未来
   「ジャパン・ライジング・スター・プロジェクト」とは
   発掘した選手がパラスポーツで活躍中
   多様なデータの組み合わせが新たなビジネスを創出する
   【コラム】民間主導でタレント発掘を目指すアローズジム
   アスリートだけでなくコーチや審判の育成も重要
   本田圭佑選手主宰のスクールの「コーチ」の評価基準をつくったケース
   【インタビュー】KSKグループ ソルティーロ株式会社 副社長 鈴木良介 氏
   「マーケティング」支援でスポーツビジネスは生まれ変わる
   フェンシング協会の大改革、マイナースポーツにも脚光
   【コラム】ワイングラス一つで変わる雰囲気
   コンテンツの魅力を高める視点
   【考察】試合(興行)におけるACE評価
   お金を払いやすい仕組みをつくる
   リストバンド決済などキャッシュレスの課金システム
   最新テクノロジーが切り開く次世代のスポーツ市場
   「ダゾーン」参入で一変、スポーツ観戦のカタチ
   「シミュレーションスポーツ」「AR/VRスポーツ」とは何か
   「スポーツ」の概念を拡張し、あらゆる「熱狂」をスポーツに
   ミレニアル世代を中心に市民権を獲得した「eスポーツ」
   「熱狂理論」が拡張するスポーツの概念
   「スポーツベッティング」がスポーツをエンタメに変える
   欧米で盛んな「スポーツベッティング」
   伸び悩むスポーツウェア市場と、アスレジャー市場の拡大
   普段着として使えるスポーツウェアが人気に
   スポーツツーリズムの可能性
   「コアマス理論」でスポーツビジネスを開拓すべし
   「機能」「ビジネスモデル」「訴求方法」「タッチポイント」を変えてみる
    

■ あとがき

   2020年 東京オリンピック・パラリンピックとその次の時代

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