KDDIのIoTビジネスにおける社会的インパクトを
「インパクト加重会計」を用いて定量可視化を支援

お知らせ

2024年5月16日

 アビームコンサルティング株式会社(以下、アビームコンサルティング)は、KDDI株式会社(以下、KDDI)が提供する「IoTビジネス」が社会に与えるインパクトを、「インパクト加重会計(IWA:Impact-Weighted Accounts)」を用いて金銭価値に換算し、社会的価値の定量化・可視化を支援しました。

 「インパクト加重会計」は、企業が社会や環境にもたらす社会的インパクトを、プラスとマイナスの両面から総合的に金額に換算する手法です。従業員・製品・環境による社会的インパクトを、分析対象として売上収益・EBITDAとの比率を算出することで、自社の経年変化だけでなく、他社・他製品との比較などに利用することができます。経営の意思決定に利活用できるだけでなく、透明性のあるロジックに従った金銭価値の変換により、投資家に対し客観的なデータに基づく開示を行うことができるため、非財務情報による企業価値の理解促進が可能となります。アビームコンサルティングでは2022年より、インパクト加重会計を用いたESG価値の可視化支援を開始しています。

 KDDIでは、20年以上にわたってIoTビジネスを展開しており、累計 約4,197万にも及ぶIoT回線を、自動車やセキュリティ、電気・ガス等といったさまざまな業種へ提供しています。(2024年3月末時点)
 この度、このようなIoTビジネスの提供が社会に対しどのようなインパクトをもたらしているのか、アビームコンサルティングの支援のもと、「インパクト加重会計」を用いた金額換算による定量的な可視化に取り組みました。その結果、IoTビジネスが創出した社会的インパクトは5,023億円にのぼると算出されました。

 詳しくは、以下をご覧ください。

▼KDDIプレスリリース(5月16日付)
企業活動の社会的インパクトを金額換算する「インパクト加重会計」を実施~IoTビジネスを通じて年間5,023億円の価値を創出~

 なお、これまでにもアビームコンサルティングは、KDDIの企業価値向上に向けた支援として、当社が提供するサービス「Digital ESG Data Analytics」を活用した非財務活動と企業価値向上との関連性分析などを支援しています。

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