企業は、投資家からROEやROICに代表される「稼ぐ力=経営力」の改善/向上を求められています。
ICT業界をはじめとした技術革新も日進月歩で進んでおり、GAFA※1などの台頭によりビジネスサイクルも短くなる傾向にあります。
それに伴い、企業の資金繰りサイクルも短期化を迫られています。
また、昨今のCOVID-19のような不測の事態を想定し、企業存続のための安定的な資金創出の実現は、CFOに求められる重要なアジェンダになっています。そのためには、CFOが先頭に立ち資金創出のスピードアップ(Cash Conversion Cycle※2の向上)を通じた財務基盤の強化を推し進めることが肝要です。
このような環境において、投資家からの期待やビジネススピードの変化に応えるため、CCCの向上もCFOアジェンダに上がっていますが、その目標達成に向けた課題解決に時間がかかっている企業は、実は多く存在しています。