東海旅客鉄道株式会社(以下、JR東海)は、コロナ禍を経て大きな変革期を迎え、安全輸送の確保を大前提に、新たな発想による「収益の拡大」や最新技術を活用した「業務改革」を柱とする「経営体力の再強化」という新たな戦略を打ち出した。変革にあたっては、社員の意欲と能力を最大限に発揮できる環境を整え、社員と会社がともに成長にしていくことを重要視している。
そこで、2024年からアビームコンサルティングの協力のもと、戦略の推進力となる社員の意識を測定可能な指標として定義し、全従業員1.8万人を対象にした従業員サーベイを実施。組織のエンゲージメントの可視化や、データドリブンな人材マネジメントを推進している。