アビームコンサルティングは、一般社団法人日本CFO協会(以下日本CFO協会)と、日本企業における非財務情報(ESG関連情報等)の活用とその実態に関する共同調査を2021年3月に実施しました。本調査は日本CFO協会に登録する企業のCFOや経理・財務幹部(合計249社)を対象としています。
近年、企業経営においてESGやSDGsへの関心が集まり、財務情報のみでは判断できない「目に見えない資本の価値」を、多くのステークホルダーが企業判断の軸として重要視し始めています。その一方で、いかにESG活動の成果を実証し、その価値を顕在化させる、企業価値に結び付けていくか、課題感を持っている企業も多い現状です。
アビームコンサルティングは、従来の財務情報をベースとした経営管理から、非財務情報も含めた経営管理への転換を図り、さらなる企業価値向上にシフトしていくべきと考えています。本調査では、日本企業における非財務情報活用とその実態についてひも解き、課題を乗り越え、成功へと導くための示唆を提示します。