VUCA時代、企業を取り巻く環境が目まぐるしく変化し予測困難な局面を迎える中でデジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性が叫ばれてから早くも数年が経つ。そして、近年は「ESGやSDGs」への注目が集まり、財務情報のみでは判断できない「目に見えない資本の価値」を、多くのステークホルダーが企業判断の軸として重要視し始めた。本誌ではDXを背景とした企業を取り巻く潮流により企業が求められる新たな経営管理の在り方について紐解く。
VUCA時代、企業を取り巻く環境が目まぐるしく変化し予測困難な局面を迎える中でデジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性が叫ばれてから早くも数年が経つ。そして、近年は「ESGやSDGs」への注目が集まり、財務情報のみでは判断できない「目に見えない資本の価値」を、多くのステークホルダーが企業判断の軸として重要視し始めた。本誌ではDXを背景とした企業を取り巻く潮流により企業が求められる新たな経営管理の在り方について紐解く。
アビームコンサルティングが提唱する「 Connected Enterprise® 」の概念に基づき開発した新たな経営管理手法「Digital ESG経営」について触れる。最新のデジタルテクノロジーを活用することで、これまで活用しきれなかった企業内外に散在している様々な非財務情報を収集・蓄積・分析し分かり易く可視化することで、DX時代の経営管理の姿とはどのようなものか紹介する。
本誌では既にDigital ESG 経営のスタートを切り、30年以上前からESGと長期的な企業利益の両立を目指し事業を継続しているエーザイ株式会社の事例をもとに「具現化するDigital ESG経営の今」に触れる。
目次
はじめに
第一章 日本企業を取り巻く新潮流 ~DXとESG~
第二章 Connected Enterprise® for Digital ESG
第三章 具現化するDigital ESG経営の今
第四章 Digital ESG経営に寄せる期待
~エーザイ株式会社 柳CFOより~
おわりに
金村 浩海
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