業務提携・JV設立支援サービス

ソリューション

アライアンスパートナーとの利害をオブザーバーとして調整、ビジョン達成に向けた業務提携・JV設立を支援

アビームコンサルティングの業務提携・JV設立支援サービスは、アライアンスパートナーとの利害を、オブザーバー(利害関係を越えた第三者)として調整し、ビジョンを達成に向けた包括的なサポートを提供します。

業務提携支援では、パートナーの見極めから協業ビジョンの共有、利益配分の設計、運営体制の構築まで総合的に支援します。またJV設立支援においては、出資比率や利益配分の設計、役割・責任分担の明確化を行い、スムーズな運営を実現します。業務提携・JV設立の支援により新たな市場進出や競争力の強化を実現し、持続可能な成長をサポートします。

背景

企業成長の実現には、外部のリソースや技術を取り込んだ新たな競争の優位点の創出が不可欠

企業が置かれる事業環境は、急速なグローバル化やデジタル化に伴い日々大きく変化しています。加えて地政学リスクの高まりやサプライチェーンの分断、投資家や消費者意識の高まりによりESG経営が求められるなど、企業の経営戦略に影響を与える要因が増加しています。企業成長に向けた打ち手も幅広く存在する中で、業務提携やJV設立は、成長戦略のひとつとして企業が新たな市場に進出し、競争力を強化するための重要な手段です。
ビジョンを共有するパートナーとのアラインメントを強化することで、各種リソースの共有や技術融合を通じた新たなビジネスモデルの模索が可能となり、社内外のケイパビリティを活かした競争優位の創出につながります。

課題

パートナービジョンを共有し、スピーディーかつ最適な協業体制の構築が必要

問題点

協業ビジョン・目的を実現するためには、運営体制やオペレーションの設計、リソース負担、利益配分など多岐にわたる論点の検討が必要です。検討に際しては、双方の思惑や公平な役割・責任分担を考慮し、双方が納得できるよう導くことが求められます。また、両社の取締役会における意思決定プロセスやタイミングの違いを早期に認識し、現実的な検討スケジュールを策定することが重要です。

アプローチ

業務提携・JV設立サービスは、戦略策定から実行まで一貫して支援します。業務提携では、提携候補のスクリーニング、協業ビジョンの策定、ビジネスモデルの設計、役割分担と利益配分の設計、運営体制の構築を行います。それに加えJV設立では、役割・責任分担に応じた事業体の設計、出資比率の設計、利益配分の設計、運営人材とインフラの確保を支援します。

業務提携 / JV設立における検討フロー 業務提携 / JV設立における検討フロー

特徴

  • 実績に基づいた、一連のプロセスをカバーしたナレッジ・ノウハウの提供

    総合コンサルティングファームとして幅広い業界・サービスカバレッジを満たし、業務提携/JV設立における多様なフェーズに対応できるコンサルタントのアサインメントが可能です。

  • オブザーバーとしての十分な協議・交渉力

    企業間アライアンスにおける交渉ポイントを熟知した、戦略コンサルタントが関与し社内外に対して説明責任を果たせる透明性の高い検討プロセスを構築いたします。

業務提携

業務提携においては、アライアンスパートナーとのコミュニケーションから生まれる信頼関係の構築や合意事項の明確化が重要です。アビームコンサルティングは、多くの業務提携を支援してきた知見と、総合コンサルティングファームの強みを最大限に活かし、業務提携の推進するだけでなく、各領域の専門コンサルタントとも連携し、業務提携によるシナジーの実現をまで支援します。

【特徴】

  • パートナー企業と共有できる協業ビジョン・目的の策定
    それぞれの経営戦略に基づきリソースの配分を行うため、互いに追求できる協業ビジョン・目的を策定を行うことで、シナジーの実現を推進

  • 公平かつ実現性の高い運営体制・オペレーションの設計
    役割分担に応じて互いのリソース負担が公平かつ、協業ビジョン・目的の実現性が高い事業運営体の構築

  • 合理的で納得感のある利益配分の設計
    自社と提携パートナーとの役割に応じて両社が納得できる合理的な利益配分の設計を支援

JV設立支援

JV設立においては、事業戦略を明確にした上で、パートナー企業との十分な協議/交渉を行うとともに、JV設立後の事業運営ルールを整備することが極めて重要です。
アビームコンサルティングは豊富な実績を持つ戦略コンサルタントの経験値を活かし、一連プロセスをカバーした各種事例、総合コンサルティングファームならではの幅広い業種/サービスのカバレッジに基づき、JV設立を支援します。

【特徴】

  • 役割分担の設計
    自社とアライアンスパートナーとの役割・責任分担に応じた出資比率の合意形成

  • 意思決定プロセスの相違によるタイムライン調整
    両社が迅速な意思決定を行えるよう、両社の取締役会における意思決定プロセス・タイミングの相違を早期段階で認識・調整を実施

  • 取引利益獲得と利益配分の実現性の担保
    協業事業で取引利益を獲得する方法及び事業体からの利益配分の設計を行い、利益獲得・利益配分の実現性を担保

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