近年、外部環境の変化を受け、多くの事業会社が、スタートアップとの連携による新規事業創出(いわゆる「共創」)に取り組んでいます。その中でも、自社と他社での1:1のみの組み合わせではなく、複数の事業会社やスタートアップとタッグを組み、積極的に異業種に参入する動き(「n:n」の「共創」)が増えています。特に2020年以降は、コロナ禍の影響もあり、ビジネスモデルの見直しをより一層進める事業会社が増加しており、複数会社とのパートナーシップを活用した異業種参入の動きは、今後さらに加速していくと予想されます。また、アクセラレーターと呼ばれる新規事業や共創をサポートするプログラムやコンサルティングサービスなど、この動きをサポートする体制も一層多様化しています。