NPO法人と協働で、富士山の環境保全に向けた様々な取り組みを推進

 

 

お客様へのコンサルティングで習得したスキルを、異なるフィールドでも発揮したい

私がサステナビリティ領域に興味を持ったのは入社1年目の後半です。お客様へのコンサルティング(以下、プロジェクト)の中で身につけたロジカルシンキングによる課題解決の能力や、ファシリテーション・プレゼンテーションを行って議論を前に進めていく力を、プロジェクト以外の社会貢献のためにも発揮したいと考えていました。

そのようなタイミングで、サステナビリティユニット(以下、サステナユニット)で、富士山の環境保全を行っている団体に対してプロボノ活動をしていると紹介を受け、プロジェクトで培った力を発揮できるチャンスではないかと思い、サステナユニットに参画することを決めました。
 

NPO法人と協働で、富士山の環境保全に向けた様々な取り組みを推進

私がチームリードを担った取り組みとして、静岡県自然保護課*と認定特定非営利活動法人 富士山クラブ(以下、富士山クラブ)による「富士山のごみ持ち帰りマナー向上キャンペーン」があります。富士山は登山者によるごみの放置が深刻な問題になっていますが、なぜごみが放置されるのか、どのような層がごみを捨てているのかをアンケート等によって調査し、対策を検討・実施しています。サステナユニットは、登山者に対してアンケートで聞くべきポイントの整理や、アンケート結果を分析し、富士山クラブと共にごみ問題解決に向けた施策の提言を行いました。

他にも、富士山クラブが環境保全活動により専念できるように、富士山クラブの業務効率化や、そこに向けた課題整理といったプロボノ活動にも取り組みました。また、アビーム社員のサステナビリティ領域に対する意識・行動変容を目的に、富士山クラブと協働で「富士山における環境保全活動&ワークアウト」の企画・実施も行いました。


*静岡県くらし・環境部環境局自然保護課


富士山のごみ持ち帰りマナー向上キャンペーン2023のWEBサイト

サステナユニットの活動を通じて、社会課題解決にコンサルティングスキルを発揮できることを強く実感

サステナユニットの活動を通じて、少し背伸びした経験を若手のうちから積むことができていると感じています。テーマだけがあり何も決まっていないところから、進め方・方針を決める議論をリードする経験や、施策を検討するためにはどのような情報が必要か、仮説を用いながら考えていく経験を積むことができました。これらの経験は、プロジェクトに活かすことができていると思います。

また、コンサルティングスキルを社会課題解決に発揮できることも強く実感しました。今後は、私自身が富士山の環境保全活動を推進していくだけではなく、多くのアビーム社員がサステナビリティの様々な領域で活動し、社会貢献により大きなインパクトを出せるような風土の醸成も行っていきたいです。
 

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