富士山の自然環境保全


富士山麓における環境保全活動を毎年実施


アビームコンサルティングは、富士山の自然環境保護を行っている認定特定非営利活動法人 富士山クラブの活動に参画し、2007年度より毎年、富士山麓における清掃・外来植物駆除活動を実施しています。

16年目となる2022年度は、静岡県富士山麓における不法投棄現場において、可燃ごみ、廃プラスチック類、がれき等、総量300kgのごみを回収しました。

実施後のアンケートでは、環境に対する意識が高くなったという参加者が多く、中にはもっと作業時間を増やすべき等、積極的な意見もありました。

本活動は、日本のシンボルである「富士山」の自然環境の保全のほか、社員へのサステナビリティに対する意識向上も目的としています。
 

Mt.fuji_2022

 

fujisan_2022

 

 

富士山クラブへのプロボノ活動


2019年より、富士山クラブ内の課題の整理を行い、優先順位をつけながら、課題解決に向けたサポートを行っています。
 

【現在取り組んでいるテーマ】

①会員情報等の情報整理
会員情報は専用のシステムで管理していますが、各システムに会員情報が分散され、複数のシステム・ツールでの管理となっており、情報を一元化や活用方法に課題があります。
現在は、NPOが利用しやすい会員情報システムの候補選定を進めており、運用定着化に向けたサポートや、データの利活用等を検討する予定となっています。

②外国人啓蒙活動サポート
富士山の登山人気は、日本人だけでなく外国人からも年々高まっています。一方で、登山道にごみ箱がないことを知らない、しっかりとした登山準備ができていない状態で登山に臨まれる観光客により、登山道や駅周辺などでのポイ捨てが増えていることも問題となっています。

富士山クラブは数年にわたり、外国人登山客を中心に、ごみ袋を配布する等の啓発活動を静岡県との協業で行っており、2021年度はアビームもその活動のサポートを行っています。
現地でのアナウンスの吹き込みや、アンケートの作成・集計を行い、富士山のごみポイ捨て問題に貢献していきます。
 

【過去取り組んだテーマ】

①新規受託事業の受入基準作成支援
市区町村等から富士山クラブに打診のあった受託事業について、今までは明確な判定基準なく受託可否が判定されていました。
今後は、事前に事業の採算がとれる見込みがあるのか、富士山クラブの目指している方針と合致しているのかなど、具体的な指標のもと、適切な事業の取捨選択ができるような基準を作成しました

②会計業務のアウトソース先選定
会計担当のスタッフの業務負荷が高く、会計業務の負荷軽減のため、アウトソース先の候補を洗い出す等、選定のサポートを行いました。
※会計のアウトソースはコロナ禍の影響もあり、見送りとなっています。

③新人研修
2019年4月に富士山クラブが新卒の1名を採用しました。長年新卒採用を行っていなかった富士山クラブにおいて、新人育成の為の研修カリキュラムが無いことが課題でした。
予算が限られている中で、富士山クラブとして必要な教育内容の整理と、それを提供するコンテンツの選定を進め、オンライン研修による基本的なビジネススキルの習得と、OJT、外部研修の組み合わせを提案し、実行をサポートしました。特にオンライン研修について4500本あるコンテンツから新人に必要なコースの選定をアビームが行いました。
新人が無事研修を終えたことに加え、富士山クラブの既存スタッフがオンライン研修受けることにより、富士山クラブの総合的なビジネススキル向上につながり、最小限の費用で最大限の効果を得ることができました。

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