デジタル庁における「令和6年度DIWアドバイザリーボード」の開催・運営支援を実施

お知らせ

2025年7月7日

 アビームコンサルティング株式会社(以下、アビームコンサルティング)は、デジタル庁における令和6年度の調査研究業務の一環として、デジタル・アイデンティティウォレット(Digital Identity Wallet, 以下DIW)に関するアドバイザリーボードの開催・運営を支援し、メリット、リスク、今後の論点等に関する検討結果を取りまとめました。本報告書はデジタル庁Webサイトにて公開されています。

 DIWは、利用者自身が属性情報や資格情報をデジタル形式でスマートフォン等に格納し、自身の操作を介して様々な場面で提示できる仕組みです。これにより、利便性の向上、プライバシーの保護、データの信頼性向上、データ連携と利活用の促進、行政手続のデジタル完結などへの寄与が期待されています。

 一方で、DIWには個人に関する情報が格納されるため、セキュリティやプライバシーに関する適切な対策が求められます。各種リスクに対する「技術・運用面の対策」と、それらの対策が適切に講じられることを統制するための「制度面の対策」の確立が、DIWの利活用の推進にあたる重要な論点となっています。

 こうした論点を外部有識者により協議すべく、アビームコンサルティングは行政手続をはじめとする公共分野に関する豊富な知見と、トラスト、デジタル・アイデンティティ、プライバシーなどの技術的専門性を融合させた支援により、令和6年度DIWアドバイザリーボードの論点設計、議事運営、報告書の取りまとめまでを一貫して支援しました。

 今後もアビームコンサルティングは、豊富なコンサルティングサービスや専門的知見を通じて、安心・安全で利便性の高い行政サービスとデジタル社会の実現を目指し、デジタル・アイデンティティの利活用の拡大、DIWの社会実装、国をまたいだデジタル・アイデンティティの相互運用の実現に貢献してまいります。

報告書については以下よりご覧いただけます。

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