2019年3月28日
2019年3月28日
アビームコンサルティング株式会社
アビームコンサルティング株式会社(代表取締役社長 岩澤 俊典、東京都千代田区、以下 アビームコンサルティング)は、『究極の“コト消費"であるスポーツビジネス 成功のシナリオ』が本日に日経BP社より刊行されることをお知らせします。
2020年の東京オリンピック・パラリンピック、2019年のラグビーワールドカップなどの国際大会の開催を契機に国内スポーツ産業への注目が高まっています。一方、欧米と比較し国内スポーツ産業の市場規模は未だ小さく、その拡大のポテンシャルは大きいと推察されます。
本書では、スポーツビジネスに関わるステークホルダーをコンテンツホルダー(リーグ・チーム)、行政、スタジアム・アリーナ、スポーツ推進企業、メディアと定義し、それぞれが連携して新たな価値を創出していくための課題を考察、その解決策を提案しています。特にそのキーファクターとして、コト消費であるスポーツの特性を活用した独自の分析アプローチについても紹介しています。また、IoT活用によるパフォーマンス向上、タレントの育成・発掘、戦略的スポンサーシップなど、近年注目を集めているテーマについても示唆し、今後のスポーツ産業の発展に向けた成功の道筋を示す一冊となっています。
<出版概要>
書 名 :究極の“コト消費"であるスポーツビジネス 成功のシナリオ
著 者 :アビームコンサルティング 久保田圭一
仕 様 :四六判 並製 232ページ
発行日 :2019年3月28日(木)
価 格 :1,944円(税込)
発行元 :日経BP社
ISBN13 :978-4296101085
<目次>
■まえがき
■1章 スポーツビジネスとは何か?
拡大していくスポーツビジネス市場
2025年までに市場規模を約3倍に
3年連続で世界的なイベントを開催、「ゴールデン・スポーツイヤーズ」
スポーツビジネスの顧客基盤とプレイヤー
スポーツは究極の「コト」ビジネス
バルセロナで売られていた芝生の価値
幼少期を過ごしたブラジルで感じたスポーツの持つ「熱量」
■2章 スポーツビジネスのプレイヤーが抱える課題
ファンを惹きつけるのは、果たして「強さ」だけか! ?
ファンを獲得する「魅力の要素」
欧米と大差をつけられた日本のスポーツビジネス
マーケティングと新たなスポンサーシップ
【考察】チームと企業の双方の視点から考える「戦略的スポンサーシップ」
アスリート本人が営業活動の場へ出向け
スタジアム・アリーナが抱える課題
地域のアイデンティティとしてのスポーツチーム
進化するメディアのスポーツ中継
【コラム】スポーツイベントのカレンダー「スポカレ」
最重要課題は人材育成
「体育」から「エンターテインメント」へ
■3章 「スポーツ×α」で新規ビジネスを創出する
「異業種連携」によって新たな収益源を創出する
「3C分析」の限界
「共感」「エコシステム」「タイム」の3要素
パートナーとの関係構築のポイント
有益なパートナーの見つけ方
「時間を奪う」ことで共感を伝える
スポーツが奪っている時間は活用の余地が大きい
ファンの時間を意識したバイエルン・ミュンヘンの取り組み
SET分析から具体的施策へつなげる方法
SET分析の実践シミュレーション
SET分析はあらゆる業種に応用可能
■4章 スポーツビジネス市場の拡大に向けて
データ活用による新たな価値創造
データ活用によるパフォーマンス向上
データ活用による経営強化
パフォーマンス向上の具体的な取り組み事例
【コラム】「HyperCube」により仮説を出す
トラッキングによるトレーニングレベルの向上
コンディション・フィジカル・試合データの活用
モータースポーツでの挑戦
スポーツ界でのデータ活用人材の育成が急務
アナリスト志向ではなくアスリート志向のテクノロジー
スポーツ分野における才能発掘と育成マネジメントの近未来
「ジャパン・ライジング・スター・プロジェクト」とは
発掘した選手がパラスポーツで活躍中
多様なデータの組み合わせが新たなビジネスを創出する
【コラム】民間主導でタレント発掘を目指すアローズジム
アスリートだけでなくコーチや審判の育成も重要
本田圭佑選手主宰のスクールの「コーチ」の評価基準をつくったケース
【インタビュー】KSKグループ ソルティーロ株式会社 副社長 鈴木良介 氏
「マーケティング」支援でスポーツビジネスは生まれ変わる
フェンシング協会の大改革、マイナースポーツにも脚光
【コラム】ワイングラス一つで変わる雰囲気
コンテンツの魅力を高める視点
【考察】試合(興行)におけるACE評価
お金を払いやすい仕組みをつくる
リストバンド決済などキャッシュレスの課金システム
最新テクノロジーが切り開く次世代のスポーツ市場
「ダゾーン」参入で一変、スポーツ観戦のカタチ
「シミュレーションスポーツ」「AR/VRスポーツ」とは何か
「スポーツ」の概念を拡張し、あらゆる「熱狂」をスポーツに
ミレニアル世代を中心に市民権を獲得した「eスポーツ」
「熱狂理論」が拡張するスポーツの概念
「スポーツベッティング」がスポーツをエンタメに変える
欧米で盛んな「スポーツベッティング」
伸び悩むスポーツウェア市場と、アスレジャー市場の拡大
普段着として使えるスポーツウェアが人気に
スポーツツーリズムの可能性
「コアマス理論」でスポーツビジネスを開拓すべし
「機能」「ビジネスモデル」「訴求方法」「タッチポイント」を変えてみる
■あとがき
2020年 東京オリンピック・パラリンピックとその次の時代
以上
アビームコンサルティング株式会社について
アビームコンサルティングは、アジアを中心とした海外ネットワークを通じ、それぞれの国や地域に即したグローバル・サービスを提供している総合マネジメントコンサルティングファームです。戦略、 BPR、IT、組織・人事、アウトソーシングなどの専門知識と、豊富な経験を持つ約 5,200 名のプロフェッショナルを有し、金融、製造、流通、エネルギー、情報通信、パブリックなどの分野を担う企業、組織に対し幅広いコンサルティングサービスを提供しています。
ホームページ:https://www.abeam.com/jp/
本件に関するお問い合わせ
アビームコンサルティング株式会社
経営企画グループ コーポレート・コミュニケーションユニット
シニアマネージャー 樺澤わかな、千住英里
TEL:03-6700-8227、080-2003-1833 FAX: 03-6700-8145
E-mail:wkabasawa@abeam.com,esenju@abeam.com
相談やお問い合わせはこちらへ