スポーツがもたらす熱狂をビジネスに変える
『究極の“コト消費”である
スポーツビジネス成功のシナリオ』発売

アビームコンサルティング株式会社 

 

 アビームコンサルティング株式会社(代表取締役社長 岩澤 俊典、東京都千代田区、以下 アビームコンサルティング)は、『究極の“コト消費"であるスポーツビジネス 成功のシナリオ』が本日に日経BP社より刊行されることをお知らせします。

 2020年の東京オリンピック・パラリンピック、2019年のラグビーワールドカップなどの国際大会の開催を契機に国内スポーツ産業への注目が高まっています。一方、欧米と比較し国内スポーツ産業の市場規模は未だ小さく、その拡大のポテンシャルは大きいと推察されます。

 本書では、スポーツビジネスに関わるステークホルダーをコンテンツホルダー(リーグ・チーム)、行政、スタジアム・アリーナ、スポーツ推進企業、メディアと定義し、それぞれが連携して新たな価値を創出していくための課題を考察、その解決策を提案しています。特にそのキーファクターとして、コト消費であるスポーツの特性を活用した独自の分析アプローチについても紹介しています。また、IoT活用によるパフォーマンス向上、タレントの育成・発掘、戦略的スポンサーシップなど、近年注目を集めているテーマについても示唆し、今後のスポーツ産業の発展に向けた成功の道筋を示す一冊となっています。
 

 <出版概要>

書 名    :究極の“コト消費"であるスポーツビジネス 成功のシナリオ
著 者    :アビームコンサルティング 久保田圭一
仕 様    :四六判 並製 232ページ
発行日    :2019年3月28日(木)
価 格    :1,944円(税込)
発行元    :日経BP社
ISBN13    :978-4296101085

 

<目次>
■まえがき
■1章 スポーツビジネスとは何か?

 拡大していくスポーツビジネス市場
 2025年までに市場規模を約3倍に
 3年連続で世界的なイベントを開催、「ゴールデン・スポーツイヤーズ」
 スポーツビジネスの顧客基盤とプレイヤー
 スポーツは究極の「コト」ビジネス
 バルセロナで売られていた芝生の価値
 幼少期を過ごしたブラジルで感じたスポーツの持つ「熱量」

■2章 スポーツビジネスのプレイヤーが抱える課題
 ファンを惹きつけるのは、果たして「強さ」だけか! ?
 ファンを獲得する「魅力の要素」
 欧米と大差をつけられた日本のスポーツビジネス
 マーケティングと新たなスポンサーシップ
 【考察】チームと企業の双方の視点から考える「戦略的スポンサーシップ」
 アスリート本人が営業活動の場へ出向け
 スタジアム・アリーナが抱える課題
 地域のアイデンティティとしてのスポーツチーム
 進化するメディアのスポーツ中継
 【コラム】スポーツイベントのカレンダー「スポカレ」
 最重要課題は人材育成
 「体育」から「エンターテインメント」へ

■3章 「スポーツ×α」で新規ビジネスを創出する
 「異業種連携」によって新たな収益源を創出する
 「3C分析」の限界
 「共感」「エコシステム」「タイム」の3要素
 パートナーとの関係構築のポイント
 有益なパートナーの見つけ方
 「時間を奪う」ことで共感を伝える
 スポーツが奪っている時間は活用の余地が大きい
 ファンの時間を意識したバイエルン・ミュンヘンの取り組み
 SET分析から具体的施策へつなげる方法
 SET分析の実践シミュレーション
 SET分析はあらゆる業種に応用可能

■4章 スポーツビジネス市場の拡大に向けて
 データ活用による新たな価値創造

 データ活用によるパフォーマンス向上
 データ活用による経営強化
 パフォーマンス向上の具体的な取り組み事例
 【コラム】「HyperCube」により仮説を出す
 トラッキングによるトレーニングレベルの向上
 コンディション・フィジカル・試合データの活用
 モータースポーツでの挑戦
 スポーツ界でのデータ活用人材の育成が急務
 アナリスト志向ではなくアスリート志向のテクノロジー

 スポーツ分野における才能発掘と育成マネジメントの近未来
 「ジャパン・ライジング・スター・プロジェクト」とは
 発掘した選手がパラスポーツで活躍中
 多様なデータの組み合わせが新たなビジネスを創出する
 【コラム】民間主導でタレント発掘を目指すアローズジム
 アスリートだけでなくコーチや審判の育成も重要
 本田圭佑選手主宰のスクールの「コーチ」の評価基準をつくったケース
 【インタビュー】KSKグループ ソルティーロ株式会社 副社長 鈴木良介 氏

 「マーケティング」支援でスポーツビジネスは生まれ変わる
 フェンシング協会の大改革、マイナースポーツにも脚光
 【コラム】ワイングラス一つで変わる雰囲気
 コンテンツの魅力を高める視点
 【考察】試合(興行)におけるACE評価
 お金を払いやすい仕組みをつくる
 リストバンド決済などキャッシュレスの課金システム

 最新テクノロジーが切り開く次世代のスポーツ市場
 「ダゾーン」参入で一変、スポーツ観戦のカタチ
 「シミュレーションスポーツ」「AR/VRスポーツ」とは何か

 「スポーツ」の概念を拡張し、あらゆる「熱狂」をスポーツに
 ミレニアル世代を中心に市民権を獲得した「eスポーツ」
 「熱狂理論」が拡張するスポーツの概念

 「スポーツベッティング」がスポーツをエンタメに変える
 欧米で盛んな「スポーツベッティング」

 伸び悩むスポーツウェア市場と、アスレジャー市場の拡大
 普段着として使えるスポーツウェアが人気に

 スポーツツーリズムの可能性

 「コアマス理論」でスポーツビジネスを開拓すべし
 「機能」「ビジネスモデル」「訴求方法」「タッチポイント」を変えてみる

■あとがき
 2020年 東京オリンピック・パラリンピックとその次の時代

 

以上

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アビームコンサルティング株式会社について

アビームコンサルティングは、アジアを中心とした海外ネットワークを通じ、それぞれの国や地域に即したグローバル・サービスを提供している総合マネジメントコンサルティングファームです。戦略、 BPR、IT、組織・人事、アウトソーシングなどの専門知識と、豊富な経験を持つ約 5,200 名のプロフェッショナルを有し、金融、製造、流通、エネルギー、情報通信、パブリックなどの分野を担う企業、組織に対し幅広いコンサルティングサービスを提供しています。
ホームページ:https://www.abeam.com/jp/

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