ウォーターエイド活動支援
水と衛生環境の改善プロジェクトを支援
清潔な水と衛生環境の提供に取り組むNGO「WaterAid(ウォーターエイド)」。アビームコンサルティングは、同団体の日本法人である特定非営利法人ウォーターエイドジャパンを2013年の設立当初からサポートし、活動資金の寄付や、プロボノ活動※など、継続的な支援を実施しています。
※ プロボノ活動:自らのスキルや専門的知識を活かした社会貢献活動
「プレジデントアワード」受賞
こうしたアビームの長年に渡る活動が評価され、2021年度にはウォーターエイド会長の英国王チャールズ3世※から贈られる「プレジデントアワード」を日本の団体として初めて受賞しました。
同賞は、毎年個人や法人を含むパートナー・ボランティアの中から、”世界中の人に水・衛生を届ける”という団体の活動に賛同し、貢献した支援者に贈られる名誉ある賞です。
当社は2021年度の受賞者として選出されましたが、日本からの選出は初めてであり、なおかつ当社が日本唯一の受賞者となりました。
ウォーターエイドジャパン設立当初である2013年より、プロボノ活動や活動資金の寄付など、継続的な支援を行ってきた点が評価されました。
詳細は、ウォーターエイドジャパンのプレスリリースよりご参照ください。
※「プレジデントアワード」受賞当時:英国ウェールズ公
アビームの支援内容
主な支援内容は、以下の2つです。
今後も、水・衛生環境の改善プロジェクトの活動支援を積極的に行うとともに、本業のスキルや知識を活かした多面的な支援を継続・拡大していきます。
①スキル面における支援(プロボノ活動)
プロボノ活動の一環として、ウォーターエイドジャパンの活動戦略に基づき、RPA導入や情報管理の見直しといった業務改善の支援、SNSを用いた普及活動(開発途上国の水・衛生問題の認知度向上)支援等に取り組んでいます。さらに、コンサルティングスキルを活かして「スピーカークラブ※2」にアビーム社員が参加するなど、多面的にウォーターエイドの活動を支援しています。
※2 スピーカークラブは、ウォーターエイドの取り組みの1つとして、一般の人々に、途上国の水・衛生環境に関心を持ってもらうことを目指し、学校やイベント等で授業を実施しています。
②金銭面における支援(企業寄付・募金活動)
2013年より毎年企業寄付を行っています。
これらの寄付金は、東ティモール、ネパール、エチオピア、インドの水・衛生プロジェクトに活用され、多くの人々の生活改善につながっています。さらに毎年の企業寄付に加え、2014年より大阪マラソンのチャリティ企画を通じた社員寄付も実施しております。(下図参照)
活動成果
アビームが寄付した支援金は、ネパール、東ティモール、エチオピア、インドにおける水・衛生プロジェクトに活用され、多くの人々の生活改善につながっています。
活動成果を確認・検証するほか、支援先の写真や動画を通じてウォータエイドの取り組みを社内で共有することを目的に、支援先の現地視察を実施しています。
これまでに、ネパール、東ティモール、インドを訪問し、現地コミュニティ団体スタッフや、支援を受ける住民の方々と親交を深め合いました。
ウォーターエイドについて
ウォーターエイドは、40年にわたり、世界の水と衛生環境の改善に取り組むNGOです。清潔な水、トイレ、衛生習慣の支援プロジェクトを世界26カ国で展開し、毎年百万人を超える人々の暮らしを改善しています。
ウォーターエイドの掲げるビジョン
途上国を中心に、世界のさまざまな国・地域で、清潔な水とトイレを利用できない、また、手洗いなどの衛生習慣を実践することができない環境で生活している人が何億人も存在します。ウォーターエイドでは、「2030年までに、すべての人がすべての場所で清潔な水とトイレを利用し、衛生習慣を実践する」を実現するために、現地パートナーと協力した支援や、政府への働きかけなど、幅広い活動を実施しています。
PARTNER'S VOICE
ウォーターエイドジャパン設立当初より熱心にご支援いただき、アビームの皆さんには心から感謝しています。アビーム様と出会わなければ、現在まで活動を継続できていなかったかもしれません。
また、各種業務のマニュアル化や、職員の能力向上などまだまだ改善すべき取り組みがたくさんある中、社員の皆さまによるプロボノ活動によって、世界のより多くの人々に清潔な水と衛生環境を届けるために必要な、しっかりとした組織基盤を作ることができてきていると実感しています。
これからも私たちに寄り添った支援を継続いただけると幸いです。
STAFF VOICE
ユニットメンバーの一員としてプロボノ支援(主に業務改善支援・リサーチ支援)に携わっています。
ウォーターエイドジャパンの方々に現地支援の最新情報や実業務をお伺いしながら支援活動に関われることに魅力ややりがいを感じています。
また、プロボノ支援以外にも大阪マラソンやスピーカー講習会にも参加させていただき、水問題をはじめ社会問題についても知見を深めることができました。
今後も本業で培った知識やスキルを活かしながら、ウォーターエイドジャパンの方々が求める支援を実施していきます。
また、一支援者としてもスピーカークラブの授業実施やチャリティーランナーとしてのマラソン参加にも積極的に挑戦していきたいと思います。