アビームコンサルティングは、日本企業の人的資本経営の取り組みの現状の把握と人的資本経営の取り組みを推進するうえでの課題・成功要因の特定に向けて、「日本企業の人的資本経営取り組み実態調査」を2022年9月に実施しました。
本調査は年間売上1,000億円以上の日本企業の改革推進者約399人を対象としています。
昨今、企業価値を左右する重要因子が有形資本から非財務領域である無形資本へとシフトしている中、企業活動の中核を担う「人材」に積極的に投資することで中長期的な価値創造を目指す「人的資本経営」への関心が高まり、日本企業でも人的資本の情報開示に向けた動きが進んでいます。
アビームコンサルティングは、この機運を企業情報の形式的な「開示」で終わらせず、「実践」を伴った企業価値向上につながる取り組みとするために、今回、開示と実践の両面から取り組み状況と推進の課題について調査を実施しました。日本企業の人的資本経営の取り組みの現状や課題を紐解き、成功に向けた示唆を提示します。