インドネシア金融大手 OTOグループのデジタルトランスフォーメーション構想の実現に向けRPAを活用した全社横断的な業務効率化を支援

アビームコンサルティング株式会社

　 アビームコンサルティング株式会社（代表取締役社長 岩澤 俊典、東京都千代田区）の子会社であるPT ABeam Consulting Indonesia（マネージングディレクター　望月竹弥、所在地：ジャカルタ、両社合わせて以下　アビームコンサルティング）は、インドネシア金融大手のPT OTO Multiartha（プレジデントダイレクター Djohan Marzuki、本社：ジャカルタ）および PT Summit OTO Finance（プレジデントダイレクター　Husni Musyairi 、本社：ジャカルタ、両社合わせて以下　OTOグループ）におけるデジタルトランスフォーメーション戦略の一環として、RPA（ロボティック・プロセス・オートメーション）を活用した先進的な業務効率化をサポートしました。　

　OTOグループではグループ基幹システムの刷新に伴い、既存システムから新システムへのデータ移行が必要でした。RPAテクノロジーズ社が提供する最新のRPAツール「BizRobo!」とOCR（光学式文字読み取り装置：Optical Character Recognition）技術を組み合わせ、現行システムからのデータを全自動入力することで移行ツールを追加開発することなくデータ移行を実現し、大幅なコスト削減、期間の短縮を可能にしました。

　さらに上記ロボットを日常業務に利用し、短期間に入力が必要な大口契約の登録処理を自動化することにより、対応リソースの確保や教育が不要となり、業務の効率化を実現しました。

　今後RPAを活用することにより、表計算ファイルやメールを使用した外部とのインターフェース処理や、表計算ソフトとシステムデータを毎月手作業で突き合わせている検証業務など、一般的なシステム開発ではROIが出にくい業務の自動化、効率化によるデジタルレイバーのより一層の活用が期待されています。アビームコンサルティングは、業務改革の知見とAI・OCRなどの最新のテクノロジーを組み合わせ、OTOグループのデジタルトランスフォーメーション戦略のパートナーとして、さらなる生産性の向上をサポートしていきます。
 

OTOグループは成長を続けるインドネシア自動車・二輪車市場において、ジャワ島、スマトラ島を中心にインドネシア全土に200店以上の支店網を展開するなど、20年以上にわたり自動車・二輪車向けのオートファイナンス事業に取り組み、これまで累計600万人を超えるお客様に金融サービスを提供してきました。今後も株主である住友商事、三井住友銀行、およびシナルマス社（現地財閥グループ）のそれぞれが有する豊富な知見とネットワークを活用し、経営基盤の更なる強化を図り、持続的な拡大・成長戦略の実現を目指しています。
ホームページ：https://www.oto.co.id/　https://www.otofinance.co.id/

アビームコンサルティングは、アジアを中心とした海外ネットワークを通じ、それぞれの国や地域に即したグローバル・サービスを提供している総合マネジメントコンサルティングファームです。戦略、 BPR、IT、組織・人事、アウトソーシングなどの専門知識と、豊富な経験を持つ約 5,000 名のプロフェッショナルを有し、金融、製造、流通、エネルギー、情報通信、パブリックなどの分野を担う企業、組織に対し幅広いコンサルティングサービスを提供しています。
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