アビームコンサルティング、三菱地所の次世代基幹物流構想におけるDXデザイン策定を支援

　アビームコンサルティング株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：山田 貴博、以下、アビームコンサルティング）は、三菱地所株式会社（本社：東京都千代田区、代表執行役 執行役社長 中島 篤）が推進する「基幹物流構想 ～次世代モビリティに対応した社会課題解決型基幹物流施設の開発～」（以下、本プロジェクト）において、物流施設における次世代モビリティと荷主・物流会社を繋ぐDXデザイン策定を支援します。本プロジェクトは、物流業界が抱える人手不足や環境負荷低減などの構造的課題に対応し、持続可能な物流ネットワークと都市インフラの実現を目指すものです。

■背景
　物流業界は、トラックドライバー不足や物流ニーズの多様化・高度化、環境負荷の低減、災害対応力の強化など、複合的な社会課題に直面しています。こうした状況を踏まえ、国も幹線輸送の完全自動化を含む将来像を描き、持続可能でレジリエントな物流ネットワークの構築に向けた取り組みを加速しています。
　これらの課題を解決するためには、次世代モビリティのシームレスな受け入れを可能とする接続設計や、荷主・物流会社との連携を含むDX全体構想の策定に加え、サステナビリティを軸とした業界横断の協働と、社会実装に向けた実効性の確保が不可欠です。

■アビームコンサルティングの役割
　アビームコンサルティングは、本プロジェクトにおいて、自動運転トラックなどの次世代モビリティと、荷主・物流会社など物流現場をつなぐ新たな仕組みづくりを核に、物流業務・ITの知見を活かしたDXデザインの策定を伴走支援します。物流業界における深い知見と強固なネットワークを活かし、実効性の高いコンサルティングで、社会課題解決に向けた業界横断の取り組みを力強く支援します。

■今後について
　2026年2月までに、本プロジェクトのビジネスモデルに関連するシステム概要の整理、DXデザインの策定を完了させる予定です。

■三菱地所株式会社　物流施設事業部 基幹物流事業推進室　室長　桂木 悠斗 氏のコメント
　物流業界に対する深い知見と、物流企業・荷主企業とのネットワークを活かした実現性の高い提案内容、そしてアサインいただいたメンバーの専門性と人柄、これまでの豊富な協業実績を踏まえ、アビームコンサルティング様を、当社の基幹物流構想におけるDXデザイン策定のパートナーとして選定しました。今後は、コンサルタントとして、実効性と実現性が高く物流効率化に真に寄与する構想を共に描いていくことを期待しています。こうした取り組みを通じて、当社は次世代モビリティが物流業界に普及し、持続可能な物流ネットワークが実現することにより、社会課題の解決に繋がっていくと考えています。

■アビームコンサルティング株式会社　執行役員 プリンシパル　サステナブルSCM戦略ユニット長　山中 義史のコメント
　物流業界は、脱炭素やレジリエンス強化といった社会的要請に応えるため、従来の枠組みを超えた変革が求められています。本プロジェクトは、次世代モビリティとデジタル技術を融合し、持続可能な物流ネットワークを構築する大きな挑戦です。アビームコンサルティングは、サステナブルSCMの知見と業界横断のネットワークを活かし、三菱地所様との共創を通じて、物流業界の構造的課題の解決にとどまらず、次世代モビリティや都市インフラの進化を見据えた社会的価値の創出と、環境・サステナビリティへの貢献に取り組んでまいります。

アビームコンサルティング株式会社について

アビームコンサルティングは、アジアを中心とした海外ネットワークを通じ、それぞれの国や地域に即したグローバル・サービスを提供している総合マネジメントコンサルティングファームです。戦略、BPR、IT、組織・人事、アウトソーシングなどの専門知識と、豊富な経験を持つ約9,000名のプロフェッショナルを有し、金融、製造、流通、エネルギー、情報通信、パブリックなどの分野を担う企業、組織に対し幅広いコンサルティングサービスを提供しています。アビームコンサルティングは、企業や組織と未来を共創し、確かな成果へと導く創造的パートナーとして、企業や社会の変革に貢献します。
ホームページ：https://www.abeam.com/jp/ja/

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