アビームコンサルティング、日本企業の先進的な導入実績から解説するデータ管理基盤と組織の構築法 書籍『「データ経営」を実現するIT戦略 経営管理の本質はマスターデータにある』発売

日本企業のグローバル競争力向上とそれを支える意思決定の仕組みの進化を実現するデータ活用基盤の啓発書
プレスリリース

2013年11月19日

アビームコンサルティング株式会社

アビームコンサルティング株式会社(代表取締役社長 岩澤 俊典、東京都千代田区、以下 アビームコンサルティング)は、日本の優良企業のデータ活用基盤『マスターデータ管理(MDM)』構築を数多く手掛けたシニアマネージャー國本 修司による、日本企業のためのデータ活用基盤の啓発書『「データ経営」を実現するIT戦略 経営管理の本質はマスターデータにある』が11月25日(月)に、日経BP社より刊行されることをお知らせします。

企業にとって、飛躍的に増加し続けるデータを使いこなすことが、企業間の競争に打ち勝つための必須条件となりつつあります。 また、膨大なデータ(ビッグデータ)を使いこなしより高いレベルでビジネスを実現することが求められています。 本書では、このような背景のもと、企業がデータを使いこなし、更なる“付加価値”を情報に与えるためのアプローチを解説しています。

更に情報システムを結びつける仕組みである“マスターデータ”を極めることこそが、そのための近道であると考えています。この扱いを間違えた企業がどういった失敗に陥るのか、逆にその重要性を理解する企業がどのように成功を収めることができるのかを、理論だけでなく豊富なプロジェクト事例を基に紹介しています。

これまでの類似書籍は、海外と日本とでは経済環境やビジネスの商習慣が異なるにも関わらず、海外の成功事例を中心としたものが多数を占めていました。本書は、日本企業の取り組みを基にして、成功のポイントから具体的なアプローチ手法までを網羅した“日本企業のための”実践的なデータ活用基盤の啓発書となります。

第1章では、データを有効に活用しきれていない企業からその課題を学び、プロジェクトを成功させるための事例を紹介すると共に、成功のためのポイントを5か条としてまとめています。
第2章では、日本企業の中でもこの分野で先駆者的な企業として海外トップ企業に挑んでいる、味の素、アシックス、花王を例に挙げ、プロジェクトを率いたプロフェッショナルへのインタビュー内容をまとめています。
第3章では、実際にプロジェクトを立ち上げる企画段階から、構想策定、システム導入、さらに維持管理までをフェーズごとに分けて徹底解説しています。
第4章では、こうした取り組みを行い成功した企業が10年後にどのような姿になっているかを思い描き、さまざまなシーン別にシミュレーション形式で紹介しています。

■出版概要

書 名: 「データ経営」を実現するIT戦略

経営管理の本質はマスターデータにある

著 者: アビームコンサルティング 國本 修司

仕 様: A5版 240ページ

発行日: 2013年11月25日(月)

価 格: 2,940円(税込)

発行元: 株式会社日経BP

ISBN: 978-4-8222-6280-8

■目次

【第1章】 データ活用の「おや・まぁ・へぇ」

[1-1] 世の中に溢れ始めたデータ

[1-2] データを有効に活用しきれない企業

[1-3] データ活用に成功した姿とは

[1-4] データを生かすための5つの条件

 

【第2章】 IT基盤構築に取り組む先駆者

[2-1] マスターデータ管理のプロフェッショナルとは

[2-2] 「マスターデータ管理は経営判断をサポートするもの」…味の素 監査部 内部統制評価グループ 専任部長 西川 一哉氏

[2-3] 「横串を刺すことでデータの価値は何倍にも増大する」…アシックス グローバルIT統括部 統括部長 本間 雄一氏

[2-4] 「管理のための言葉の定義を合わせることから始めた」…花王 情報システム部門 森実 孝則氏

[Tea Time] マスターデータ管理者は外国語をどう習得?

 

【第3章】 マスターデータ管理プロジェクトへの取り組み方

[3-1] プロジェクトの全体像

[3-2] フェーズ1 ~企画~

[3-3] フェーズ2 ~構想策定~

[3-4] フェーズ3 ~システム導入~

[3-5] フェーズ4 ~維持管理~

[3-6] 全フェーズにまたがる「組織の設計」について

[Tea Time] マスターデータ管理者は、日本独自のルールとグローバル化をどうバランスさせているのか?

 

【第4章】 マスターデータ管理を実践した企業の10年後

[4-1] それから10年後

[4-2] “まさか"に対応するための人間の創造性

[4-3] 人間こそがデータの価値を最大化する

[Tea Time] 海外出張の多いマスターデータ管理者は家族との絆をこう保つ

  • アビーム、ABeam及びそのロゴは、アビームコンサルティング株式会社の日本その他の国における登録商標です。

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  • SAP、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はドイツにあるSAP AGやその他世界各国における登録商標または商標です。

アビームコンサルティング株式会社について

アビームコンサルティングは、アジアを中心とした海外ネットワークを通じ、それぞれの国や地域に即したグローバル・サービスを提供している総合マネジメントコンサルティングファームです。戦略、BPR、IT、組織・人事、アウトソーシングなどの専門知識と、豊富な経験を持つ約4,700名のプロフェッショナルを有し、金融、製造、流通、エネルギー、情報通信、パブリックなどの分野を担う企業、組織に対し幅広いコンサルティングサービスを提供しています。
ホームページ:https://www.abeam.com/jp/

本件に関するお問い合わせ先

アビームコンサルティング株式会社
経営企画グループ コーポレート・コミュニケーションユニット
マネージャー 樺澤わかな
TEL:03-6700-8227、080-2003-1833  FAX: 03-6700-8145
E-mail: wkabasawa@abeam.com

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