アセスメントシートを用いてCXデータ活用レベルをクイックに評価し、高度化に向けたAI施策などの立案と実現ステップを策定
アセスメントシートを用いてCXデータ活用レベルをクイックに評価し、高度化に向けたAI施策などの立案と実現ステップを策定
昨今のリース業界では市場成長が鈍化する中で、新たな価値の提供が求められており、そのためには従来以上に「徹底的な顧客理解」が重要です。新たな取り組みに組織で対応すべく、リース各社がCX(顧客体験)に関するデータの蓄積・活用に積極的に取り組んでいます。
一方、データ活用においては、戦略・人材組織・データの課題が相互に関連し合っていることにより、思うように進んでいないという現状があります。
そこで、アビームコンサルティングでは、アセスメントシートを用いて組織のデータ活用レベルをクイックに評価し、高度化に向けた実現ステップの策定を支援します。
世の中にファイナンスサービスが溢れ、調達手段が多様化する中で、リース市場の成長は鈍化しています。リース各社は、「ファイナンス×アセット」を軸とした既存ビジネスを土台としながらも、従来の枠組みを超えた価値提供による新規事業・付加価値サービスの提供に取り組んでいます。新たな価値を生み出すためには、顧客の解像度を高めて、従来以上に徹底した顧客理解が重要になります。
リース業界において顧客を理解するには、顧客の取引ライフサイクルと事業プロセス全体を理解することが不可欠です。一連の事業活動で発生する課題を把握することで、持続的な価値提供が可能となります。さらには、顧客のビジネススキームの理解を深め、ステークホルダーが抱える課題も俯瞰して把握することで、より包括的な価値提供が可能になります。
取引ライフサイクル・事業プロセスとステークホルダーの視点を加えて顧客理解を深めるために、リース各社では、顧客を取り巻くプロセス全体の多様な接点からデータを蓄積し、顧客インサイトを抽出するためのデータ活用に積極的に取り組んでいます。
取引ライフサイクル・事業プロセスとステークホルダーの視点を加えて顧客理解を深めるために、リース各社では、顧客を取り巻くプロセス全体の多様な接点からデータを蓄積し、顧客インサイトを抽出するためのデータ活用に積極的に取り組んでいます。一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会の調査*によると、金融企業の約80%が新サービスの創出や売上向上の効果をデータ活用に期待しています。しかし、組織横断的にデータ活用ができているのは約30%に留まると言われています。
データ活用の推進を阻む要因には、戦略・人材組織・データの不足が挙げられます。各領域の課題が相互に関連していることで、特定領域の施策では効果が限定的で、思うように取り組みが進まないため、一体的な取り組みが求められています。
*出典:一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会「企業IT動向調査報告書2024」(2024年3月)
アビームコンサルティングでは、包括的なアセスメントを通してクライアントの現在地を迅速に評価し、データ活用の高度化に向けた実現ステップの策定を支援します。
1stステップでは、これまでリース各社を支援してきた当社の実績をもとに開発したアセスメントシートを活用し、組織の課題を可視化します。2ndステップでは、アセスメント結果と目指す姿、リース業界のトレンドを踏まえた施策と、その施策実行に必要な準備事項を整理することで、何からどのように取り組むべきかの道筋を明確化します。
当アセスメントサービスでは、CXデータの収集・活用環境がどの程度整備できているか、CXデータをどのように活用できているか、という2つの観点でアセスメントし、目指す姿とのギャップが大きい箇所やボトルネックを明確にします。データに関しては、リースビジネスの特性に応じて収集すべきデータ種別と、それらを取引ライフサイクル・事業プロセスとステークホルダーの切り口でどこまで取得できているかを評価し、データを活用した業務遂行のために足りない要素を洗い出します。
当サービスでは、クイックなアセスメントと先進事例にもとづく施策を立案しますが、それを実行できなければ意味がありません。収集・活用環境を整備するためのコンサルティングだけでなく、データ活用業務を実運用するBPOサービスも組み合わせて、施策実行の提案も併せて実施します。施策立案に留まらず実行も支援し、実行態勢確立から成果の刈り取りまでワンストップで支援します。
アセスメントシートを用いることでクイックに現在地を把握します。
データ活用が進む他業界を含めた先進事例にもとづく施策を立案します。
コンサルティング・BPOサービスを組み合わせて施策実行まで提案します。
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