顧客から選ばれ続け、収益効率の最大化を実現するRevOps (Revenue Operations)導入支援サービス

ソリューション

営業・マーケティング・カスタマーサクセスの統合型マネジメントモデル導入によるLTV(顧客生涯価値)・フロントオフィスの収益効率最大化の実現

多くの日本企業のフロントオフィス(顧客接点を持つ組織)では、営業改革やデジタルマーケティングなどに取り組むものの、思うように効果を上げられていない現状があります。その理由の一つは、改革自体が組織や顧客接点毎に実施されるため、組織・顧客接点毎の目標やKPIを起点とした効果の最大化や手元の課題の議論に終始し、売上の最大化に向けた本質的な論点に焦点が当たらないことにあります。
アビームコンサルティングでは、Revenue Operations(以下、RevOps)の導入によって、各組織が自組織のKPI達成のみに集中するプロセス構造を変革し、収益を最大化するためにフロントオフィスの多様な活動を横断・統合的に管理する仕組み構築を支援します。また、RevOpsの導入によりマーケティング・営業・カスタマーサクセスの各顧客接点を横断・統合的に管理することにより、LTVの向上にも寄与します。


背景

デジタルテクノロジーの進化に伴う企業の顧客対応プロセスの変化

顧客中心主義(Customer Centric)というキーワードに代表されるように、企業の顧客対応プロセスは顧客中心に語られることが当たり前となり、顧客理解のためのデジタルテクノロジーも日々進化・多様化しています。デジタルテクノロジーの進化によってフロントオフィスの改革も変化しました。
これまで営業が一手に担っていた顧客対応は、営業に限らずマーケティングやカスタマーサクセスなど役割に応じた分業モデル化が進み、各部門が各顧客接点の情報を活用し、顧客理解を進め、顧客のアプローチ検討・施策立案を行うようになりました。

課題

変革を推進するものの、思うように顧客体験・生産性が上がらないフロントオフィス

問題点

  1. 売上最大化に向けた全体戦略不足:売上の最大化を最上位の目的とした顧客体験向上・リソース最適化の打ち手が検討できておらず、戦略・実行・組織の各レイヤーで連動性のない個別最適な活動に留まっている
  2. プロセス・データの分断:プロセス・データが組織・顧客接点毎になっており、顧客の状況や理解に対する不足・不整合が生じ、顧客対応が後手に回っている。その結果、他社と変わり映えしない体験の提供に留まり、活動に対する売上貢献も明確になっていない
  3. 現場まかせの取り組み:自組織の都合に合わせた個別最適の助長、個人の努力や顧客リレーションに依存した活動、さらに上位者のマネジメント意識に濃淡があり、組織内で統一対応が徹底できていない

アプローチ

RevOpsによるフロントオフィスの変革

RevOpsとは「収益を最大化するために顧客と接点を持つ部門の多様な活動を横断・統合的に管理するアプローチ」であり、顧客接点横断で設定されたKPIによるデータドリブンな意思決定を行う取り組みです。
各組織が自組織のKPI達成のみに集中するプロセス構造を変革し、収益最大化を起点とした活動を横断的に進めるマネジメント構築を目指します。

特長・詳細

RevOpsのはじめかた

RevOpsは、企業によっては既に取り組み済みの営業活動やデジタルマーケティングなどの活動を統合的な活動へと繋いでいくことが目的となるため、現在の取り組み状況や蓄積されているデータを把握することから始まります。各顧客接点におけるCX(顧客体験)提供能力の評価プログラムを実施することで、各接点毎の取り組みレベルとプロセス・データの分断箇所を特定し、RevOpsの実現に向けたロードマップを策定します。そして、ロードマップをもとに、個々の施策を検討・実行していきます。

アビームコンサルティングのRevOps導入支援サービスの特徴

アビームコンサルティングでは、一般的なRevOpsで掲げられている横断的なプロセス・パイプライン管理だけではなく、顧客中心の競争優位性を築くための顧客体験設計をブランディングやSTP分析などの戦略面から立案し、商材別の細やかな顧客アプローチガイドなどの現場担当者の戦い方まで包括的に支援します。各社の状況に応じたRevOpsの導入を支援することで、「顧客から選ばれ続ける・収益効率を最大化する」両輪のアプローチを実現します。

RevOps実現サービスマップ

RevOpsの実現に向けては、現在の取り組み状況を把握した上で必要な取り組みを選択して進めていくことが重要です。
アビームコンサルティングでは、RevOps実行能力評価を実施し、RevOps構想計画支援をはじめとした戦略策定支援、フロントオフィスの統合オペレーションモデル設計、さらにプロセスに紐づくシステムのグランドデザインから実装、そしてデータの整備・活用までを総合的に支援します。

Contact

相談やお問い合わせはこちらへ