アビームコンサルティングは「日系組立製造業における調達・サプライチェーンリスク対応の実態調査 ~108社への調査からみえた5つの障壁と突破への道筋~」と題したホワイトペーパーを発行しました。
昨今、自然災害や経済変動などサプライチェーンリスクが増大・多様化する中、企業にはサプライチェーンリスクに効果的かつ効率的に対応することが求められています。一方で、投資対効果を把握しづらいことや全社部門横断的に取り組む必要があること、デジタル変革の遅れなどを背景に、各企業でリスク対応を考慮したサプライチェーンマネジメント(SCM)への取り組みが思うように進んでいない現状が見受けられます。
そこで今回、アビームコンサルティングでは、顕在化した課題と具体的な取り組み状況をBCPの観点から把握し、日本の製造業が進むべき方向性を提言することを目的に、「日系組立製造業における調達・サプライチェーンリスク対応の実態調査」(以降、本調査)を実施しました。本調査は、年間売上1,000億円以上の組立製造業企業の調達・SCM部門の経営層、管理職層など82社へのアンケート調査と、日本・欧米の製造業企業26社へのインタビュー調査で構成されています。
本ホワイトペーパーでは、本調査の結果をもとに、調達・サプライチェーンリスク対応の実態や障壁について紐解くとともに、日本の組立製造業が取り組むべき施策・提言をまとめました。