「水の安定供給」につながる調達課題の改善

 

スリランカにおける水道事業に貢献しました。
 

スリランカの国家開発方針において上下水道は、道路・電力に並ぶ重要なインフラ基盤と位置づけられています。同国の主要な上下水道設備は国家上下水道公社により運営されていますが、水道インフラ整備に向けた調達業務の遅延や情報管理の不備が課題とされていました。

スリランカにおける2020年までの水道普及率目標
上下水道普及率65%
下水道普及率7%

*スリランカの国家開発方針「Machinda Chintana Vision for Future 2010」で明示されている目標値
 

調達課題の対応策を反映した業務マニュアルを提供

パートナー企業とともに、同国の上下水道インフラ構築支援を行うJICAのプロジェクトに参画。2013年10月から2014年2月にかけて、調達業務の問題点の可視化、対応策の検討を行い、それらを反映した業務マニュアルを国家上下水道公社※1に提供しました。このマニュアルが活用されることにより、調達業務における課題が改善れ、同国の水道事業の迅速化と質向上、ひいては生活用水の安定供給や水質向上が期待されます。

※1 国家上下水道公社:スリランカにおいて上下水道の開発・供給・運営・監理などを行う主要事業者。

 

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スリランカの水資源

 

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