安全な輸送システムの維持に貢献


ミャンマー国鉄の軌道保守業務をサポートしました


ミャンマー国内の鉄道事故原因の半数を占めている軌道状態の不備に対して、自動的かつ迅速にその兆候を発見できるシステムの現地実証実験に参画。鉄道ネットワークの改善による物流の効率化によって、地方部の経済活性化と市民の生活レベルの向上に貢献しています。

ミャンマーでは経済発展を支えるインフラとして鉄道網の新設が進められている一方で、保守不足による既存インフラの老朽化という問題も指摘されています。

アビームコンサルティングは、2018年度に独立行政法人国際協力機構の委託事業としてアクト電子株式会社が実施した「ミャンマー国鉄道軌道の点検作業向上にかかる基礎調査」に参画し、「同社のレーザ・ドップラ計測器※を活用することで、鉄道資産の状態に合わせた維持管理活動(状態管理基準保全)を導入しやすくなる。」ということを実機デモンストレーションなどを通じて、ミャンマー国鉄の方々へ説明をさせていただきました。
その結果、同社計測器の有効性が確認され、より具体的なビジネス展開の検討に繋がりました。

※レーザ光の波長変化を検知する測定器
 

CSR_Myanmar

 

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