クラウドを活用し防災能力向上に貢献


インドネシアにおける防災情報クラウドサービスの活用可能性を探る現地市場調査に参画し、 防災能力向上に寄与する優れた日本技術の海外展開を支援しました。


インドネシアはバリなど観光のイメージがある一方、地震、津波や火山など多くの自然災害が発生している国でもあります。現地政府は防災能力の強化を行っていますが、教育不足による市民の防災意識の低さや災害情報の伝達がうまくいかないことによる被害の悪化など、多くの課題があります。

アビームコンサルティングは、2019年度に独立行政法人国際協力機構(JICA)の委託事業としてアールシーソリューション株式会社が実施した「インドネシア国 防災情報提供サービス事業の基礎調査」に参画し、市民や顧客の安全管理が必要な公的機関や民間企業に対し、同社の「防災クラウド※」の紹介や、現地ニーズに関する市場調査を実施させていただきました。

その結果、インドネシアにおいても「防災クラウド」によるタイムリーな防災・災害情報の配信には、多くの需要があることが確認でき、具体的な実証実験についても協議を進めることができました。


※緊急地震速報や気象警報等を一元的に管理・加工して、顧客(公的機関、民間企業等)に必要な防災情報を配信するクラウドサービス


 

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PARTNER'S VOICE

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アールシーソリューション株式会社
代表取締役 
栗山 章 様


インドネシアでの防災システム事業化の取り組みは2014年に始めました。試行を続けるもののうまくいかずに困っていたところ、アビーム社に出会いました。JICAの基礎調査の申請からお手伝いいただき、調査事業の過程で様々なご支援により現地に種をまくことができました。芽を出し、花を咲かせるところもご協力をお願いします。







 

STAFF VOICE

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産業インフラビジネスユニット
中根 望


アビームがもつ海外におけるデジタル技術活用の経験を活かして、本調査を実施することができました。今後も、新興国の社会課題解決に貢献できれば嬉しいです。









 

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