東京海上ディーアールの新規事業開発を支援
企画から開発までワンストップで推進し、
わずか１年での事業化を実現

サプライチェーン管理を強靭化・迅速化するコミュニケーションプラットフォームを開発

　アビームコンサルティング株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：山田 貴博、以下 アビームコンサルティング）は、東京海上ディーアール株式会社（代表取締役社長：堤 伸浩、以下 東京海上ディーアール）の新規事業となるサプライチェーンコミュニケーションプラットフォーム「Chainable」の企画・開発を支援しました。
　アイデア創出からコンセプト設計、事業計画、サービス開発、マーケティング戦略まで、ゼロベースでの新規事業創出をワンストップで推進し、プロジェクト開始からわずか1年での事業化を支援しました。

■プロジェクト背景
　東京海上ディーアールは、東京海上グループの成長戦略の柱として掲げる「データ戦略」の中核機能として、デジタルテクノロジーやデータの利活用を通じて社会課題を解決する会社を目指し、2021年7月に東京海上日動リスクコンサルティングを母体として始動しました。以前より提供しているリスクマネジメント専門コンサルティングサービスに更なる付加価値をプラスし、デジタル技術を活用した新たな事業創出を検討していた中、新規事業創出およびシステム開発における豊富な知見・実績を有するアビームコンサルティングをパートナーとし、新規事業開発に着手しました。

■サプライチェーンコミュニケーションプラットフォームサービス「Chainable」の特徴
　「Chainable」は、サプライチェーンに関わる情報を一元的に管理することで、リスクを踏まえた意思決定の迅速化と、コミュニケーションの負荷低減を図る、コミュニケーションプラットフォームです。有事には災害情報をプラットフォーム上に提供することで、これまでアナログな情報収集に頼らざるを得なかった自社のリスク把握、各所とのコミュニケーション、意思決定の迅速化を支援します。また平時においても、本プラットフォームを活用することにより、安定調達を叶えるリスク評価や、効率的なコミュニケーションの推進を図ることが可能となります。不確実性が高く変化の速い経営環境においても、企業が自社のビジネスの根幹となるサプライチェーンにまつわる意思決定を確実かつスピーディに行えるよう支援します。
URL：https://tdr-scpf.tokiomarine-e.jp/chainable/LP.html

■アビームコンサルティングの支援
　新規事業創出における豊富な実績と、デザイン思考とアーキテクチャーへの知見を掛け合わせたビジネスデザイン力を活かし、本プロジェクトの全体推進を支援しました。アイデア創出からコンセプト設計まではデザインスプリント手法（※1）を採用、サービス開発においてはアジャイル型のアプローチによって、プロジェクト全体の推進スピードを加速化し、開始からわずか1年で、本サービスの立ち上げに貢献しました。また、価値共創リーダーシップを発揮し、東京海上ディーアール社内の関連部署や外部パートナー等、本プロジェクトに関わる複数で多岐にわたるステークホルダーを取りまとめ、企画当初から目指していた「既存のコンサルティング事業のノウハウを生かした新たに社会貢献に資するサービス開発」の実現を推進しました。

　アビームコンサルティングは、引き続き、「Chainable」の普及・促進を支援していきます。また、様々な業種・業界の変革を支援する中で培った、変革テーマの創出力や、実現のためのシナリオデザイン力とデジタルケイパビリティにより、企業や組織が取り組む新規事業創出やビジネスモデル変革に伴走し、価値向上に貢献していきます。

アビームコンサルティングは、アジアを中心とした海外ネットワークを通じ、それぞれの国や地域に即したグローバル・サービスを提供している総合マネジメントコンサルティングファームです。戦略、BPR、IT、組織・人事、アウトソーシングなどの専門知識と、豊富な経験を持つ約 7,000 名のプロフェッショナルを有し、金融、製造、流通、エネルギー、情報通信、パブリックなどの分野を担う企業、組織に対し幅広いコンサルティングサービスを提供しています。アビームコンサルティングは、企業や組織とともに新たな未来を共創し、確かな変革に導く創造的パートナーとして、企業や社会の変革に貢献します。
ホームページ：https://www.abeam.com/jp/

アビームコンサルティング株式会社
コーポレートコミュニケーションユニット
吉田 由美子
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