味の素株式会社との共著論文「Drucker‑Prager Cap Modelを用いた食品粉体の直方体圧縮成形に関する研究」が日本機械学会論文集に掲載

お知らせ

2026年1月26日

 アビームコンサルティング株式会社(以下、アビームコンサルティング)は、味の素株式会社(以下、味の素)と共同で、CAE(Computer‑Aided Engineering)解析技術を活用し、食品粉体の圧縮成形における強度予測モデルの構築と実験による検証を行いました。アビームコンサルティングの役割として、R&D領域で培った高度な解析設計・技術知見と理論モデルのCAE実装力を活かし、研究の構想策定からCAEを活用した強度予測モデルの構築と検証を支援しました。この取り組みの成果は、研究論文「Drucker‑Prager Cap Modelを用いた食品粉体の直方体圧縮成形に関する研究」として、日本機械学会論文集に掲載されました(2026年92巻953号 p. 25-00175)。

 本研究では、食品分野における直方体圧縮成形の工学的知見を拡充し、CAE解析技術を駆使した体系的なアプローチを確立しました。
 主な成果は以下の通りです。

  • 粉体物性値の取得・実験データの分析:圧縮後の製品強度に影響を与える要因を科学的に特定
  • Drucker‑Prager Capモデルを基盤としたCAEモデルの構築・実装:食品粉体の成形挙動を高精度に再現
  • 数値解析による製品の強度予測技術の開発:設計段階での品質予測の実現および食品粉体成形条件の最適化方法の提示

 本論文は、食品粉体の圧縮成形における強度確保という業界共通の課題に対し、高度な粉体圧縮成形の理論モデルをCAE解析技術に実装することで、食品分野のものづくりに新たな科学的アプローチを提案したものです。研究の構想から理論、実験・解析結果について記述し、粉体製品の強度予測手法としてまとめています。
 アビームコンサルティングは今後も味の素との共創を通じて、食品の研究・開発や生産工程においてCAEやAIなどの先端技術を活用し、加工食品の品質向上・加工技術の安定化・持続的なイノベーションの推進に貢献してまいります。

 本論文は以下よりご覧いただけます。
 ■日本機械学会論文集
 https://doi.org/10.1299/transjsme.25-00175

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