山梨県教育委員会においては、教職員の働き方改革およびその自走化を目指し、ICTを活用した校務DXの事例創出に取り組んでいた。
本事業では、4つのモデル校(高校・特別支援学校)を選定。アビームコンサルティングが有する「課題解決型アプローチ」および業務改革における豊富な支援実績を活かし、課題の抽出から要因の分析、解決策の検討に至るまで、ノウハウに基づく“課題解決のプロセス”を提供し、これら一連のプロセスをモデル校の教職員が主体となって実践した。ICTに不慣れな教職員も多く存在したが、研修やワークショップなどを通じて、意識変革およびスキル向上を強力に支援した。その結果、教職員一人ひとりが校務DXの効果と重要性を実感し、アプリ開発も含めICTを活用した課題解決を達成した。
各モデル校で得られた成果は事例集として整理し、校務DXの取り組みは県内全域への展開が期待されている。