2026年9月9日
2026年9月9日
アビームコンサルティング株式会社(以下、アビームコンサルティング)は、一般財団法人トヨタ・モビリティ基金が推進するタテシナ会議「新しい児童への啓発分科会」の取り組みにおいて、親子で学ぶ交通安全教育アプリ「ナナまも 通学路きづきナビ」の企画・開発を支援しました。
「ナナまも 通学路きづきナビ」は、保護者と子どもが通学路の危険箇所を一緒に確認し、安全な行動について考えるきっかけづくりを目的とした、家庭向けの交通安全学習アプリです。本アプリは、主に入学前後の児童とその保護者による活用を想定し、家庭での事前学習と実際の通学路での現地確認を組み合わせることで、親子で「何が危険か」「どう行動すべきか」を考え、日常の安全行動につなげることを目指しています。
アビームコンサルティングは、デジタルテクノロジーとデザインの力で社会課題の解決に取り組んでおり、本プロジェクトでも、リサーチおよびサービスデザイン・UI/UXデザインの知見をアプリの企画・開発に活かしています。
具体的には、保護者・児童・学校・地域の課題を整理し、対象ユーザーとスコープを定義した上で、「親子の会話を通じて安全意識を醸成し、子どもの行動変容を促す」というコンセプトのもと、親子の対話を促すUI/UXを設計し、アプリを開発しました。従来、学校や家庭を通じて一般的な交通安全知識は提供されていたものの、個々の通学路の危険を親子で具体的に確認し、実際の道路状況に応じた行動を考える機会は限られていました。そこで、複数の交通関連データから算出された通学路や自宅周辺の危険地点データや、ヒヤリハット情報などを、地図や実景画像と組み合わせ、親子の学習体験へと転換するアプリとして具体化しました。
さらに、愛知県豊田市内の一部小学校区における小学1年生の保護者・児童を対象にPoC(実証実験)を実施しており、利用ログ・アンケート・インタビューによる効果検証を進めています。現時点までの検証では、利用者の77%が親子で会話しながらアプリを利用し、46%が交通安全に関する会話の増加を実感するなど、児童の理解・行動変容につながる可能性を示す結果が得られています。アビームコンサルティングは、こうした学習体験の提供を通じて、親子で「何が危険か」「どう行動すべきか」を一緒に考える機会を実現し、児童の危険回避能力の向上と家庭における交通安全意識の醸成を支援しています。
今後もアビームコンサルティングは、さまざまな業種・業界へのコンサルティング実績と、デジタルテクノロジーおよびデザインに関する豊富な知見を組み合わせ、社会課題の解決に取り組む企業・団体の変革を支援し、持続可能な未来社会の実現に貢献してまいります。
■親子で学ぶ交通安全教育アプリ「ナナまも 通学路きづきナビ」概要 紹介動画はこちら
https://youtu.be/CfZ1UMFYmMk?si=iW0JK8Yb_LFT5sHE
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