2025年5月14日
2025年5月14日
アビームコンサルティング株式会社(以下、アビームコンサルティング)は、地方公共団体における持続可能な地域づくりの実現に向けて、総務省が公表した事例集「持続可能な地域を創る広域連携の深化に向けて(公共施設の集約化・専門人材の確保取組事例集)」の作成を支援しました。
少子高齢化と人口減少が進行する中、多くの地方公共団体においては、インフラの老朽化や土木技師・保健師などの専門人材不足といった資源制約が深刻化しています。これらの課題に対応するには、地方公共団体同士が相互に資源を融通し、共同で活用していく広域連携の視点が一層重要となっています。
しかしながら、このような広域連携の取り組みは、産業政策、観光振興、災害対策など、比較的取り組みやすい分野から進展してきた一方で、公共施設の集約化や専門人材の確保といった資源制約に関わる分野では、様々な面で関係者間の調整が容易ではないことから、依然として十分に進展していないのが現状です。
そこでアビームコンサルティングは、総務省による広域連携のさらなる推進を目的として、「公共施設の集約化」および「専門人材の確保」に関する先進的な取組の事例や実施上の工夫、得られた成果などを体系的に整理・紹介した事例集「持続可能な地域を創る広域連携の深化に向けて(公共施設の集約化・専門人材の確保取組事例集)」の作成を支援しました。これまでに培ってきた広域連携に関するコンサルティング実績と知見を活かし、先進事例の調査・分析をはじめ、他団体での再現性を高めるためのベストプラクティス化、事例の要点や工夫が直感的に伝わる情報設計・デザイン化まで、包括的に支援しました。
本事例集は、以下URLよりご覧いただけます。
https://www.soumu.go.jp/main_content/001008042.pdf
今後もアビームコンサルティングは、豊富なコンサルティングサービスや専門的な業界知見を通じて、各自治体が直面する課題の解決を支援し、持続可能な地域社会の実現に貢献してまいります。
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