アビームコンサルティングは、日本企業によるCSV事業(=社会的価値と経済的価値を両立させた事業)創出の実態の把握、及び同事業創出における重要成功要因(KSF)を特定することを目的に、「CSV(Creating Shared Value)事業開発の実態調査」を2024年11月に実施しました。
本調査は年間売上500億円以上の日本企業において、直近5年の間に課長以上の職位で「社会課題に関連する新規事業開発」に関与している方2,060人を対象としています。
<本調査の背景>
昨今のSDGsやESG投資などに代表されるステークホルダー資本主義の潮流を受け、上場企業を中心に多くの企業が「社会課題解決(社会の持続性)と継続的な収益確保(企業の持続性)を両立させたサステナビリティ経営/CSV経営の実現」を経営アジェンダとして掲げています。その内容は、コーポレート部門によるマテリアリティの特定~統合報告書などによる開示といった全社レベルの取り組みだけでなく、事業部門が社会的価値と経済的価値を両立させたCSV事業創出に取り組むケースも増加しています。
アビームコンサルティングは、本調査を通じてCSV事業創出の実態を紐解き、調査結果から明らかになった同事業創出における重要成功要因(KSF)を提示します。