経営と現場、コーポレートと事業、非財務と財務を繋ぎ、競争力の源泉を強化しながら企業価値を向上させる事業成長ストーリーの策定と経営管理の導入を支援
経営と現場、コーポレートと事業、非財務と財務を繋ぎ、競争力の源泉を強化しながら企業価値を向上させる事業成長ストーリーの策定と経営管理の導入を支援
経営・コーポレートが策定した中期経営計画が、事業部・現場に浸透しない、という課題感をもつ企業が散見されます。
企業の継続的な成長に向けてPBR(Price Book-value Ratio:株価純資産倍率)の向上が叫ばれる中、ROE/ROIC経営や非財務資本を重視した経営に注目が集まっていすが、ROIC経営が社内に浸透していない、非財務資本が見せかけのCSRに過ぎず、事業成長への貢献度を評価できていないといった理由から、企業価値向上に向けた取り組みがうまく推進されていないように見受けられます。
アビームコンサルティングは、経営と現場、コーポレートと事業、非財務と財務を繋ぎ、全社一体となって企業価値向上に向けたベクトルを合わせ道筋を描くための「Enterprise Value Map」策定ワークショップを提供します。
近年、企業はAI・デジタル化の進展やコロナ禍の影響など、急速な環境変化に直面しています。これらの変動要因により、顧客ニーズの多様化や競争の激化、サプライチェーンの混乱など、従来の経営手法では対応が難しい状況が生まれています。特に、経営層が策定したROIC経営が事業部や現場に浸透せず、戦略の実行に支障をきたす企業が増加しています。
問題点
企業が顧客への提供価値を考える上で、顧客に選ばれ続けられるためには何が競争力の源泉になるのでしょうか。
アビームコンサルティングは、ワークショップを通じて事業戦略を4つのレイヤーからなる「Enterprise Value Map」上に整理することで、競争力の源泉を特定し、事業成長のストーリー(価値連鎖)の再定義を実現します。
財務KPIだけが並ぶ経営会議、目標必達をコミットさせられるだけの会議から脱却し、経営と現場、コーポレートと事業部が、事業成長のために建設的な議論を交わすような経営会議への変化を目指します。
「Enterprise Value Map」の初版を基に、アビームコンサルティングがファシリテーターとなり、コーポレートと事業部の双方が納得感を持って競争力の源泉を特定するための集中討議を実施します。
競争力の源泉を強化する各種施策(非財務資本施策を含む)とその効果をロジカルに繋ぐ因果のパスを明確にし、事業成長ストーリーと遅延浸透効果を考慮した施策の全体像を定義します。
「Enterprise Value Map」で特定された競争力の源泉と、それを中心に描かれた事業成長ストーリー、施策の因果パスに基づき、施策の評価・効果測定に有効なKPIと経営管理レポートを定義します。
Enterprise Value Map 策定ワークショップは、中期経営計画を策定する局面、または策定完了したものの、これから現場へ浸透させようとしている局面や、非財務資本の開示をしているものの、非財務資本を事業成長に組み込むために、一歩踏み出そうとしている局面の企業において有効です。ワークショップの事前準備として、既存戦略を振り返りつつ、経営・コーポレートとして意思を記した「Enterprise Value Map 」の初版を作成します。
ワークショップ本番では、初版をベースに事業部との集中ディスカッションを通じて、競争力の源泉を特定します。競争力の源泉に繋がる施策と効果(因果パス)を定義し、これを測定するための KPI を定義します。ワークショップの結果まとめとして、経営管理レポートイメージを定義することで、 PDCA 試行に向けた意識の統一を図ります。
アビームコンサルティングが提供する、継続的な企業価値の向上の実現に向けた経営課題を特定する「ABeam Value Structure® 」と、業界固有の事業構造・オペレーションを定義する「 Industry Framework® 」では、 数多くの支援実績を有しています。
また、非財務資本の顕在化においては、「Digital ESG Data Analytics 」を活用し、多数の日本企業の企業価値に与える影響を定量的に評価しています。
日本企業の実態に多く触れてきたコンサルタントが、貴社の企業価値向上の地図を、「Enterprise Value Map 」で可視化し、経営と現場の一体感を醸成します。
相談やお問い合わせはこちらへ