MEMBER VOICE社員の声

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  • チャレンジングな環境で
  • 可能性を“狭めない”働き方を追求
  • 「広さ」と「深さ」を
  • 併せ持つコンサルタントとは
  • チャレンジングな環境で可能性を“狭めない”働き方を追求
  • 「広さ」と「深さ」を併せ持つコンサルタントとは
S.Y
金融 Business Unit
シニアマネージャー
2022年中途入社
大手SIerに入社し金融機関向けの営業・商品企画などを経験後、アビームに転職。金融 Business Unitにて、主にリテール金融サービスの事業構想や戦略策定支援などに携わる。一度外資系コンサルティングファームに籍を移すも、新たなチャレンジの場を求めアビームに再入社。現在は、金融 Business Unitのシニアマネージャーとして、新規事業企画や異業種間事業共創支援、先進事業領域の研究開発チーム立ち上げに至るまで、幅広い業務に従事している。
リアルパートナーとして
クライアント課題に向き合う姿勢に
再度共感し、アビームへ
私は元々アビームに勤務していて、その後監査法人系コンサルティングファームを経た後にアビームに戻ってきました。前職では各専門領域のスペシャリストの中で切磋琢磨する機会を得ることができ、金融機関向けコンサルティングの専門性を高めるという意味では申し分ない環境でした。しかし組織の特性上、監査業務、税務アドバイザリー、ビジネスコンサルティングと、機能ごとで組織体が組成されており、更にコンサルタント一人ひとりに求められる役割や業務範囲が細分化されているため、関わることが出来る業務の幅が限定的でした。入社前に一定認識していたものの、次第に限定的な範囲でのコンサルティングワークに物足りなさを感じるようになってしまいました。一方、アビームではクライアントの課題に対し、構想策定・事業戦略立案から実行支援に至るまで、一貫して携わることをポリシーとしています。このような考えは会社としての姿勢であることは勿論、一個人にも実践機会を与えてくれることを意味しています。以前、在籍していたときはこのようなポリシーが当たり前だと思い他社の環境を経験しましたが、新たな事業価値創造に向けた検討・企画と、その企画の実現プロセス双方に関心がある私のようなタイプには、アビームのこの環境こそが合っていたのだと、改めて実感しています。
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一人のコンサルタントが関わる
領域の広さもアビームの大きな魅力
現在は、金融 Business Unitのシニアマネージャーとして、金融業のお客様を中心に新規事業立案から事業構築支援、地域金融機関と民間事業者を繋ぐような共創プロジェクトの推進支援、さらにはWeb3Finance、メタバースといった先進事業領域に関する社内研究チームの立ち上げや社外に向けた情報発信など、幅広く担当しています。私のように、金融という特定インダストリーの中でも多岐にわたるテーマ・プロジェクトに幅広く携わっているコンサルタントもおり、個々のチャレンジを快く後押しするカルチャーはアビームの特長の一つだと思います。加えて前職に比べ組織間の壁がなく、担当領域以外でもチームワークを発揮しチャレンジ可能な組織体制であることから、とても伸び伸びと働くことができています。ご存知の通り、金融業は代表的な規制産業です。金融機関が事業企画を行う際、業法・規制の遵守、マネーロンダリングやテロ資金供与といった高度な犯罪対策を講じることが重要であり、そこには高い専門性が求められます。金融 Business Unitでは戦略立案から規制対応・BPR等のDX支援やPMOといった幅の広いサポートを行いますが、前述のような金融専門知見についてはクイックに部門内のスペシャリストをアサインすることが可能です。部門内に金融に特化した戦略・規制・業務・システム等の各専門家が揃っているため、日常的なコミュニケーションで多くの業務を遂行できるという特徴があります。この体制の利点として、社内調整の煩雑さの解消もさることながら、自分と異なる領域の専門家とスムーズな連携を図ることで、ビジネスユニット内のメンバー一人ひとりの「引き出し」が自ずと増えていくところにあります。さらに組織としても、顧客課題に対してより有効な解決策を提示できるようになるなど、組織・個人のケイパビリティが高まっています。併せて、グローバル案件、例えば国内金融機関の海外進出や、海外事業者の買収検討・PMIといったご支援では、前職では日本の金融機関の案件でも、対象となる当地現法メンバーでの支援体制が敷かれ、日本では当地と日本のお客様をつなぐブリッジ的な役割が多かったです。一方アビームの場合、日本がヘッドクォーターということもり、スピード感を持った意思決定が可能であると共に、我々がお客様と共にプロジェクトベースで現地に出向き、現地のメンバーと一体となりプロジェクトの成功を支援するケースが多いです。私自身、東南アジア某国の金融庁や業界団体に出向き、日本から事業参入の交渉を行うなど、非常に多くの成長機会を得られました。このようなグローバル案件への向き合い方もアビームの大きな特徴だと思います。
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ビジネスの潮流を捉え、
クライアントニーズに応じた
柔軟なコラボレーションが可能
創業以来アビームは、クライアントの「リアルパートナー」として真の課題解決のために中長期的な支援を行うことを標榜してきましたが、この指針はコンサルタント一人ひとりがクライアントの抱える課題に対し本質的な解決策をとことん考え抜くことを意味するとだと思っています。一方、取組むべき経営課題の多くは日々複雑化しており、一人のコンサルタントの専門領域だけで解決できるテーマが少なくなっているとことをひしひしと感じています。個人向け金融サービスの場合、これまで預金・為替や融資といった単独機能として提供されていたものが、ポイントサービスと共に消費購買導線の一部として組み込まれる世の中へと変容しており、非金融サービスに対する高い知見が必要となります。このように金融 Business Unitのコンサルタントとして、金融業への深い造詣が必要であることは勿論、業界横断でビジネスを創出する高い柔軟性も求められており、これまで以上に社内の他部門はもとより、異業種とのコラボレーションや、多種多様なプレイヤーとのアライアンスが必要になってきます。先程の、ビジネスユニット内での連携により、「個」や「組織」のケイパビリティを高めるというのも、これに通じる話だと思っていますが、これからのコンサルタントは、高い専門性はもちろんのこと、クライアントのニーズや時代の潮流に合わせ柔軟に物事を捉え、融合させられるようなケイパビリティが強く求められるようになると考えています。はじめから、一つの領域で高い専門性を持ちスペシャリストになりたい、という固い意思をお持ちの方は別ですが、今から金融コンサルタントとしての素地を作り、徐々に幅を広げていきたい人にとって、このような様々な選択肢を“新たなチャレンジ”として許容してくれるアビームは、個人のキャリア形成にとても魅力的な組織だと思います。
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既存事業の深化、
未来の金融の話ともに語れる人材を目指して
もちろん、いつも新しいことだけを追いかけていればよいわけではありません。例えば、法改正に伴うオペレ―ション改善、あるいは人的オペレーションのDX化など、金融業界における既存のビジネスを、高い品質を維持し改善していくコンサルティングワークも非常に重要です。多くのプロジェクトでは、まずは既存ビジネスの改革にコミットする事が求められることになりますが、それだけに満足することなく、少し先の未来を考える考え続けることも大事だと思っています。私が足許で関心を持っているテーマは、先程も触れたWeb3Financeやメタバースなどの領域ですが、法律も十分に定まっておらず明確な解もない中で、今やれることは何か、どのような価値創出ができるのか、それは今やるべきことなのかなど、日々懸命に考え続けています。立場上、マーケットの需要が見込め今後のコンサルティングワークに繋がりそうだからという観点は必要ですが、デジタルテクノロジーの進化によりますます変容していく世界を想像しながら、そこにフィットする金融サービスについて考えるのが純粋に楽しく、共感頂けるクライアントと共に引き続き新たな金融サービスを模索していきたいと考えています。
アビームを転職先として
考えられている方へ一言
金融機関やSIerなど異業種から転職してこられる場合、コンサルタントに必要なスキルや知識が備わっているかを心配される方がいますが、現職でお持ちの専門性をベースに、コンサルティングスキルは入社後のプロジェクト経験を通じて一つずつ身につければよいかと思います。一方で必ず持っていてほしいのが、好奇心です。社会情勢の変化、デジタルテクノロジーの進展、新たな法律の制定など、様々な変化に対して好奇心を持つと共に、顧客・業界の課題解決、更には社会変革を加速させるべく自ら行動を起こせるような人とぜひ一緒に働きたいと思っています。
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