MEMBER VOICE社員の声

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  • 事業会社からコンサルティング業界へ
  • 複雑化するサプライチェーン課題を
  • 新戦略で解決に導く
  • 事業会社からコンサルティング業界へ
  • 複雑化するサプライチェーン課題を
  • 新戦略で解決に導く
Y.N
Digital-Process & Innovation グループ
SCMセクター
シニアコンサルタント
2019年中途入社
大手自動車メーカーに就職し、調達部品に関する物流企画や物流管理などの業務を担当。共同物流等の施策に携わる中で全体最適の難しさを実感したことがきっかけとなり、より広くサプライチェーンを捉えられる仕事に就きたいと考え、コンサルティング業界へ転職。2019年にアビームコンサルティングに入社し、現在はSCMセクターにて中長期的な目線でサプライチェーンの全体最適を考え、新たなソリューション提案を行うべく特に上流の構想策定フェーズに携わっている。
サプライチェーン全体を俯瞰して
捉え、解決に貢献するため
コンサルタントへ
新卒で入社した自動車メーカーでは、国内外のサプライヤーから調達する部品などの物流管理を担当していました。会社がアライアンスや物流の共同化を進めていく中で、さまざまな課題に直面し、全体最適化を図ることの難しさを実感しました。そのことがきっかけで、事業会社の枠組みに捉われず、サプライチェーン全体を俯瞰して捉え、解決に貢献することができる仕事に就きたいと考えるようになりました。アビームに入社した決め手は、選考フェーズの中で会った社員のバックグラウンドの多様性は勿論のこと、同僚や部下のバックグラウンドも多種多様であると聞き、多様性が受け入れられ、尊重されている会社であること、そして誰にも「らしさ」を強要しない社風が、自然と伝わってきたからです。
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コンサルタントへ転身したことで
習慣化された思考力と
クライアントファースト意識
事業会社からコンサルティング業界に転職してよかったと思うのは、何か問題に直面したときに、その問題を目の前の単なる一つの事例として受け止めるのではなく、他の問題との共通点にも着目し、より抽象的に、一般的な概念として捉える習慣が身についたことです。転職理由でもあったサプライチェーン全体を俯瞰して捉え、解決に貢献したいという思いもアビームに転職したことで叶いました。当社はサービスライン(縦軸)とインダストリー(横軸)で組織が構成されているため、業界特性も特定領域の専門性もあるというところが強みだと感じます。実際に最近ではサービスラインとインダストリーの連携が非常に多く、クロスでの勉強会や情報交換も活発に行われています。また、前職では何を進めるにも社内の合意形成が重要で、他部署との調整に時間を費やすことが多々ありました。一方で、アビームでは顧客への価値提供、課題解決を第一に据えるという認識がすべての部署に根付いており、仕事が有機的に効率よく進みます。そこから生まれる顧客起点の提案の質の幅・深さ、スピード感が、クライアントにも伝わり、信頼関係や継続した取引に繋がっているのだと感じます。加えて、入社前は、自分の知識が限られた業界や企業の中でしか役に立たないものだと考えていましたが、入社後、多くの同僚や、時にはダイレクター・プリンシパルからも「専門家として意見を聞かせてほしい」と依頼される機会があり、自分の知見・経験の価値や可能性に気づくことができました。
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単一な課題解決ではなく、課題の
全体像を中長期で考え、
クライアントと伴走する
現在はプロジェクトリーダーとして、クライアントが抱えるサプライチェーン課題を全体最適で中長期的な視点で考え、解決に導く戦略プロジェクトに携わっています。サプライチェーンというのは、私も一人の消費者でありますが、必ず誰もがどこかで関わっている領域であり、時代の潮流に合わせ常に変化し続けているという特徴があります。一方で、チェーン(鎖)としてさまざまな人や企業が繋がっているが故に、それぞれの利害が一致しないこともよくあり、一筋縄ではいかない課題が多く存在します。私たちコンサルタントは第三者的な立場から、課題をフラットに捉え、正しく可視化し、ソリューションを提案していきますが、それでも経営陣から現場の各部門まで、すべての人に納得いただける形で着地点を見つけるのは簡単ではありません。とはいえ、だからこそ、それが達成できたときの喜びは大きいです。達成とは、単にツールやシステムを導入して終了、ということではなく、クライアントが、自身でチェーンを効果的にマネジメントできるようになるまでを指します。これも、そこに至るまで長期間に渡り伴走することこそ、真のリアルパートナーであり、私たちの大切な価値観とするアビームならではの考え方で、私は非常に共感しています。
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SCM部門の新たな挑戦をリードし、
アビーム全体のコンサルティング
サービスをより良いものにする
先述した戦略プロジェクトは、SCMセクターの新たな挑戦の一つとなっています。今後も現場のリーダーとして、人材育成や営業活動にも関与し、プロジェクト及びSCMセクターの提供価値の強化に努めていきたいです。
成功例を継続して積み重ね、社内で事例を標準化し、アビーム全体のコンサルティングワークの質向上を図ることが当面の目標です。また、年々複雑性、課題の難易度が増しているサプライチェーンの全体最適化は、SAPを通じたクライアントへの価値創出で土台を作ってきたアビームだからこそできる挑戦・強みだと思っています。それは単にシステムに強いということや、優れた導入ノウハウを持っているという話ではありません。基幹システムを導入して終了ではなく、導入後のオペレーション構築や浸透、解決までできるということは、それぞれの業界特有の慣習や価値観、業務に精通していないと成しえません。この蓄積されてきた土台があるからこそ、ビジネス領域を拡大し、エッジを利かすことが可能となります。加えて、アビームでは、日系企業ゆえに日本特有のサプライチェーン課題に取り組める事はもちろん、日本に本社があるグローバル企業だからこそ、海外にまでサプライチェーンを展開している企業に対してもサービス提供をすることができます。サプライチェーン自体は世界で共通ですが、それぞれの地域・企業で慣習やオペレーションは異なります。大切なことは残しながら、変化させるべきことは顧客に寄り添い、顧客に合った姿に進化させ、浸透させることができます。アビームのSCM戦略や取り組みを、これまで以上に積極的に発信していきたいです。
アビームを転職先として
考えられている方へ一言
多様性のあるセクターだからこそ、周りから様々なことを吸収し、知見を増やすことに貪欲になれることが活躍するためのポイントです。また、自分の知識や技術についても惜しまずに共有することが、チームで成果をあげる上では欠かせません。経験したプロジェクトや内容を、抽象化・構造化し、分かりやすく他者に提供するといった気遣い・能力が大切です。業界業種に捉われないセクターなので、そうした柔軟性を持った人と一緒に働けると嬉しいです。
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