スポーツ庁 令和4年度スポーツ産業の成長促進事業
「スポーツ×テクノロジー活用推進事業」へ参画

アビームコンサルティング株式会社

 アビームコンサルティング株式会社(以下 アビームコンサルティング)は、スポーツ庁公募の令和4年度スポーツ産業の成長促進事業「スポーツ×テクノロジー活用推進事業」に参画し、本事業の実施目的である「テクノロジーの力でスポーツ産業を成長促進していくこと」に貢献していくことを目指します。

公募にあたり、アビームコンサルティングは、「スポーツの場におけるDX推進等支援事業」についての提案を実施した結果、感情分析テクノロジー※1を用いた「スポーツ団体等の収益構造改革に資する取り組み」「試合や大会等の場面での新しい観戦体験の楽しみ方を提供する取り組み」が採択されました。

本事業では、日本フットサルリーグ(以下 Fリーグ)に所属する湘南ベルマーレフットサルクラブを含む複数のスポーツ競技団体と連携し、日本電気株式会社の「NEC感情分析ソリューション」および株式会社シーエーシーの「心 sensor」を活用します。そして、本事業から得られたノウハウや結果をもとに、スポーツ庁に対して他競技への展開を見添えた提案を実施し、テクノロジーの力によるスポーツ産業の成長促進を目指します。

感情分析レポート(イメージ)

感情分析レポート(イメージ)

■公募概要
・採択元:スポーツ庁
・実施期間:2022年11月11日~2023年3月31日
・採択事業名:令和4年度スポーツ産業の成長促進事業 「スポーツ×テクノロジー活用推進事業」
・事業内容:スポーツの場におけるDX推進等支援事業
・連携競技団体:株式会社湘南ベルマーレフットサルクラブを含む複数のスポーツ競技団体
・技術連携企業:日本電気株式会社、株式会社シーエーシー

■取り組み概要
①「試合観戦時」「選手とファン交流イベント時」「社会福祉施設に通うシニアと選手との交流・観戦時」を通じて感情データを収集し、データの計測・分析を実施

②取得した感情データ活用の可能性を検証するために、「クラブの実施する企業・地域への営業活動」「参加モニターへの感情分析レポートの提供・ニーズ調査」「複数のスポーツ団体へのヒアリング」を実施

③本取り組みを通じた「新しい観戦体験の楽しみ方の提供」「ファンエンゲージメントの向上」「スポーツ団体の収益構造改革」に向けた効果等を検証するとともに、本実証事業から得られたノウハウや結果をもとに、スポーツ庁に対して他競技への展開を見添えた提案を実施

■今後の予定
試合観戦時の感情分析の実証企画として、2023年1月21日に開催されるFリーグ第20節「湘南ベルマーレフットサルクラブVS名古屋オーシャンズ」および、2月4日に開催されるFリーグ第22節「湘南ベルマーレフットサルクラブVS Y.S.C.C横浜」で、数百人規模の試合観戦者を対象に、心拍・脈拍・表情等の生体データの収集・分析を予定しています。
また、2022年12月から2023年2月にかけて、ファンと選手の交流イベントの実施や、社会福祉施設を利用する高齢者と選手との交流観戦をイベント予定しています。

※1 感情分析テクノロジー
「感情」という潜在意識に対して、体験に基づく情動の振れ幅を数値化し、消費者の興味、関心、満足度等を可視化する技術。


■当社のスポーツ支援の取り組みについて
アビームとスポーツの関わり
https://www.abeam.com/jp/ja/industry/sports_and_entertainment
 

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