帝人株式会社
Customer Profile
- 会社名
- 帝人株式会社
- 所在地
- 本社:東京都千代田区霞が関3-2-1(霞が関コモンゲート西館)
- 創業
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1918年6月
- 資本金
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708億1600万円
- 事業内容
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高機能繊維・複合材料、電子材料・化成品、ヘルスケア、繊維製品・流通、IT、その他
- 連結売上高
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7457億円(2013年3月期:連結)
※会社名、肩書き、役職等は取材時のものです。
本社からのガバナンス強化を実現する日本発の海外展開。世界中の情報を本社が瞬時に一元的に把握する仕組みを構築。
高機能繊維・複合材料、電子材料・化成品、ヘルスケア、繊維製品・流通、ITなど多岐にわたる事業をグローバルに展開する帝人株式会社。
同社は、グローバルの経営状況を瞬時に把握する基盤を構築するため、2008 年からG-ONEプロジェクトを推進している。このほど、その最終段階として、海外のグループ会社への計数システムの展開を完了させた。ABeamは、プロジェクト当初から参画し、数多くの海外プロジェクトによって培われたナレッジとグローバル・ネットワークを活かし、プロジェクトの成功に貢献した。
プロジェクト概要
課題
- 迅速な経営判断を支えるグローバルでの経営情報の可視化
- IFRSを見据えたグループ全体での会計業務プロセスの統一化と決算の早期化
- ビジネス環境の変化に対応するための柔軟性/拡張性が高い計数システムの構築
ソリューション
- 国内34社に対するSAP® ERPパッケージをベースとした新計数システムの一斉導入(STEP1)
- ERP未導入会社からの情報を収集する仕組みの構築(STEP2)
- STEP1で構築した新計数システムをテンプレートとした海外子会社への一斉展開(STEP3)
- - グループ業務の標準化による経営情報の一元管理と決算早期化(原価、予算、決算等)
- - 各国固有の法制度・商慣習に対応する機能の構築(税制、固定資産、債権債務等)
- グローバル情報を一元管理するDWHと経営コックピットの構築
成功のポイント
- お客様と一体となったプロジェクト体制の構築
- - 中核メンバーが一貫してプロジェクトをサポート
- - 海外拠点のプロセスに入り込んだコンサルティングサービスの提供
- 効果的な展開プランの策定
- - 実証された仕組みをベースとしたテンプレート機能
- - 日本リードによるコンパクトな展開体制
- ABeamのグローバルネットワークの活用
Story
作業ベースではアウトプットをたいへん重要視されており、ヒアリングの内容を必ず翌日にアウトプットして、全体の場で再度確認した上で次に進むというやり方が印象的でした。
プロジェクトを進めつつ、その先に必要となる保守やテンプレート展開などのノウハウを、我々帝人グループへ継承していただいたことも素晴らしいと思います。
インフォコム株式会社 エンタープライズ事業本部 TGシステム部基幹 システムグループ 課長
大西 一平氏
専門コンサルタント