ビジネスを取り巻くトレンドテーマ

ビジネスを取り巻く社会環境について

コロナ禍の世界的な広がりを受けて、社会全体がかつて経験したことのない、大きな環境変化にさらされる中、多くの企業が経営や事業戦略の見直しを進めています。日本が直面する人口減少、高齢化をはじめ、多極化するグローバル化、加速するデジタル化、地球環境との共存という世界的な潮流の中、社会や企業の変革のレベルは一層高度化し、次なるステージに入ろうとしています。
このような時代において、企業や社会が変革を成し遂げるためには、構想立案からその成果実現まで確実に導く力、今までの常識や期待を超えて、未来に向けた新たな価値を創り出すこと、そしてそれらを多様なステークホルダーと共創し、そのチームを力強くリードする変革パートナーが求められるとアビームコンサルティングは考えます。
 

DX(デジタルトランスフォーメーション)

短命化する企業の競争優位性、パーソナライズ化されたニーズへの対応、業界の垣根を超えた競争環境の変化などに対応するため、DXを通した企業変革は欠かせないものになっています。一方で、変革にチャレンジしているものの、ビジョン・シナリオ、人・組織面での戦略が十分でないため必要な推進力が得られず、業務効率化にとどまってしまうケースも多く見られます。
アビームコンサルティングは、DX を単なるデジタルテクノロジーの活用に留まるものではなく、その活用を前提としながらも、DXで実現したいビジョンを掲げ、そしてそれを実現させるエンジンを企業の中に確立することだと考えています。
 

サステナビリティ経営

昨今、ESGやSDGsの浸透とともに、サステナブルな企業価値創造に向けた企業の取り組みが注目されています。従来の株式資本主義からステークホルダー資本主義へと変遷する中、企業には従業員・顧客・サプライヤー・地域社会など関わるすべてのステークホルダーの期待に応えながら、中長期視点での企業価値向上を目指すことが求められています。
アビームコンサルティングでは、企業がサステナビリティ経営を実現させるためには、あらゆる変革にサステナブルの視点を組み入れ、デジタルテクノロジーと融合させながら、サステナビリティ・トランスフォーメーションを推進していく必要があると考えています。
 

人的資本経営

企業価値を左右する重要因子が有形資本から非財務領域である無形資本へとシフトしている昨今、企業活動の中核を担う「人材」に積極的に投資することで中長期的な価値創造を目指す「人的資本経営」への関心が高まっています。
日本企業でも人的資本の情報開示に向けた動きが進む一方、本質的に企業価値を向上していくためには、情報開示に留まらず、人材価値を最大限に引き上げるための「実践」を伴った人的資本経営を目指す必要があります。
アビームコンサルティングでは、人的資本経営の推進に必要な重要要素を「事業戦略との連動」「基盤づくり」「ステークホルダーとの対話」の3つと捉え、日本企業に最適化したアプローチで企業の人的資本経営を包括的にサポートすることで、人的資本経営の実現による企業価値向上に貢献してまいります。
 

CX(カスタマー・エクスペリエンス)

様々な環境変化を受け、顧客ニーズの変化、多様化、個別化が進む中、顧客の把握、顧客接点、マーケティング強化、グループ内連携などによる顧客エンゲージメント強化の重要性が増しています。企業には、デジタルテクノロジーにより創出される新たな顧客体験やこれまでにない価値提供をいかに実現していくかが求められています。
アビームコンサルティングは、顧客戦略の策定から、マーケティング、営業、カスタマーサービスのそれぞれにおける顧客接点業務の改革、実現のためのシステムソリューション導入・定着化、チェンジマネジメントまで、一貫したコンサルティングサービスを提供しています。
 

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