化学・医薬メーカー様:Future Factory ~製造業の未来を描く未来工場構想~
顧客・従業員起点で描く未来工場の姿
Customer Profile
業種 化学工業
売上規模 5,000億円以上
従業員規模 10,000人以上
プロジェクト概要
クライアントの課題
- 未来思考に向けた発想の転換(現場改善からの脱却)
- 顧客視点でモノづくりを捉え直す必要性
- 従業員一人ひとりが先端技術に通じ、現場適用を志向する必要性
ソリューション・知見
- 未来構想のフレームと議論を誘発するインプット(未来シナリオ等)
- 描いた構想を実現するためのロードマップ策定
- 全社横断の取組みに昇華するための合意形成と推進
成果・効果
- 経営が期待する将来像に辿り着く(錦の御旗)
- 将来像の実現に向けた第一歩を踏み出せる
- プロジェクトを通じたDX人材育成
Key Points
クライアント課題の難所
製造現場から発信する未来像ゆえの困難
未来工場を描く経営命題を受けて、製造部門・経営企画・事業部でプロジェクト体制が組成された。生産技術寄りの製造現場、全社戦略実現の視点から参画する経営企画、個々の事業課題の解決に主眼を置く事業部。それぞれ思想や成し遂げることが異なる中で1つの将来像を描く難しさがあった。
プロジェクトの重要成功要因
顧客起点・従業員起点で描く未来構想シナリオ
部門横断の活動の中で、1つの将来像を描くために”顧客起点””従業員起点”でモノづくりを捉え直すことを試みた。顧客と遠い距離感にある製造部門があらためて消費者ニーズや世代を見つめ直し、価値を提供するためのモノづくり・生産技術のあり方を検討した。クライアントの工場が未来において提供すべき価値を具体的に議論でき、納得感が高まった。
アビームの貢献
描いた構想を実現するためのパートナーであり続ける
経営と現場が納得する未来構想ができあがった後、構想の実現に向けた取り組みに着手した。当社は構想を描くだけでなく、実現に向けた仕組みづくりや成果を出すところまでパートナーとして支援している。効果創出までを見据えているからこそ描ける未来構想・ロードマップが我々の強みである。