理想と現実を可視化する人材ポートフォリオの構築
私たちは、大手メーカーにおける「人材ポートフォリオの構築」を支援しています。人材ポートフォリオとは、企業が抱える人材を人数(量)だけではなく、社員一人ひとりが持つスキルや経験(質)の観点からも可視化し、経営・事業戦略の変化に合わせて必要な人材を充足させるための仕組みのことです。
クライアントは、労働人口の減少が確実視されるなか、企業としての提供価値を維持・向上していくために、社員一人ひとりの生産性を高めるとともに、社内リソースを最大限に活かした最適な人材配置を実現したいと考えていました。その実現に向けて、まずは社内のどの部門にどのようなスキルを持つ人材がいるのかを可視化し、現状の人材課題を把握することが求められていました。しかし、数万人規模の企業において、個人のスキルの質やポテンシャルを細部まで把握することは容易ではありません。
そこで、アビームコンサルティング(以下、アビーム)にお声がけいただき、社員のスキルや行動特性をデータ化し、①人材課題の可視化(AsIs人材ポートフォリオ)と②あるべき姿の実現(ToBe人材ポートフォリオ)に向けたプロジェクトがスタートしました。私はプロジェクトマネージャーとして人材ポートフォリオの構築、そしてその先にある「経営戦略を実現する人材の充足」を見据えた全体設計・推進を担っています。
そうして豊島さんを中心に構想したプロジェクトの戦略を、組織全体のスキルとロールとして定義していくことが私の役割です。プロジェクトが円滑に進むよう議事録作成やタスク管理を行ったり、膨大なデータの整理や定義をすり合わせたりと幅広く担当しました。