社会課題をテーマにイベントを企画・運営し、社員の意識醸成や行動促進に貢献

 

 

お客様へのコンサルティングとサステナビリティ活動が両立できるのはチャンス

私は異業種からアビームに中途入社しました。入社時の研修でサステナビリティユニット(以下、サステナユニット)のことを知ったのですが、学生時代からサステナビリティ領域に興味があったことから、まずはサステナユニットが主催している社内イベントに参加し、活動の雰囲気を掴むことにしました。

イベントに参加して、アビームがサステナビリティ領域において想像していた以上に様々な取り組みをしていることに驚きました。また、お客様へのコンサルティング(以下、プロジェクト)でのスキルを活かして、コンサルタント職メンバーが活動している姿が印象的でした。プロジェクトとサステナビリティ領域における幅広い活動が両立できるのはチャンスだと思い、サステナユニットに参画することを決意しました。

 

サステナビリティユニットでの成功体験が、プロジェクトでの好循環を生み出す

アビーム入社当時は業務経験がないことを理由に、プロジェクトでは受け身になってしまうことが少なからずありました。一方で、サステナユニットでは、専門外の領域であっても自分でアプローチ方法を検討して進めていかざるを得ず、業務経験に関係なく自発的に動きやすい環境でした。

サステナユニットの中で、私は“ABeam Innovation Lab”というチームで活動しています。ABeam Innovation Labは、「コロナ禍におけるデジタル教育格差」や「ソーシャルビジネスの新規事業開発における課題」といった社会課題に関するトピックをテーマにイベントを企画・運営しており、アビーム社員の社会課題に関する意識醸成と行動促進を目指しています。

イベントは、講演パートと、アビーム社員間のブレインストーミングの2部構成となっており、講演パートは基本的にテーマを起案した社員が登壇しています。私も「ブータン王国における若者の失業率の高さ」というテーマを起案し登壇したことがありますが、実は全く知見のない領域でした。運営メンバーの中にもこの領域の有識者がいなかったため、事前準備においては検討や進め方を私がリードすることになりました。

これ以外にも様々なチャレンジングな機会に恵まれ、自発的に動くことへの自信に繋がっていきました。こうした成功体験はプロジェクトにも波及し、プロジェクトでも自発的に動けるようになっていきました。

 

サステナビリティ領域への知見を深め、お客様・アビーム社員の意識醸成と行動促進に貢献し続ける

ABeam Innovation Labで企画・運営するイベントはオンライン形式で開催しています。アビーム社員なら誰でも参加可能で、参加者の20%程度が海外オフィスのメンバーとなっています。

時差の少ない中国・タイ・ベトナム・インドネシア等のアジアオフィスのメンバーが中心に参加しており、講演パートでは、海外オフィスのメンバーが登壇することもあります。

登壇者の課題意識がイベント参加者に明確に伝わるように、テーマ・講演内容の擦り合わせや資料準備等で十分なコミュニケーションをとることを意識しています。イベントを一から企画・運営する難しさはありますが、イベント参加者の「社会課題に興味を持つきっかけになった」という声や、登壇者の「課題解決への新しいアプローチアイデアが出た」という声が大きなやりがいとなっています。また、私自身も海外のリアルな現状を知ることができる貴重な機会として捉えています。


こうした活動を通じて、私の社会課題解決ビジネスに対する関心は一層強くなり、プロジェクトでもサステナビリティ領域の案件を担当するようになりました。今後も、サステナビリティ領域における知見を深め、お客様のみならず、アビーム社員の社会課題解決に対する意識醸成と行動促進の一端を担えるようになりたいと思います。
 

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