総務省 「IoT/BD/AI情報通信プラットフォーム」社会実装推進事業 Emergrid(高度自然言語処理プラットフォーム)のAPI・画面公開のお知らせ

アビームコンサルティング株式会社

 アビームコンサルティング株式会社は、総務省の委託事業である「IoT/BD/AI情報通信プラットフォーム」社会実装推進事業 最先端の自然言語処理技術を活用したEmergrid(高度自然言語処理プラットフォーム)の研究開発」を平成29年度より代表研究機関として推進しています。この度、本研究開発にて構築を進めるEmergrid(高度自然言語処理プラットフォーム)(以下、本プラットフォーム)のAPI(Application Programming Interface)及び画面について試験的運用を目的に2018年6月29日より公開致します。

 本プラットフォームは、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)のこれまでの研究開発成果(DISAANA/D-SUMM※1)をベースとした自然言語処理機能等を提供するAI技術を活用した情報通信プラットフォームです。緊急事態(大規模事故、大規模火災、群衆事故、大規模感染症、災害等)発生時や平時でのイベント等における国民の安全・安心の確保に役立てることを目的として、様々な利用者(例:各府省庁、自治体、消防・警察、民間企業等)にSNS(Social Networking Service)等の解析結果をはじめとした信頼性の高い情報提供を可能とするプラットフォームです。

 本プラットフォームが提供する自然言語処理機能等をAPI・画面を通して、どなたでもご利用いただくことが可能です。具体的な機能や利用方法等については、下記のURLをご参照下さい。

 

■「API・画面の公開サイト」※詳細はこちらから
https://www.nlppf.net/portal/

■今後の展開について
本研究開発は、3カ年の事業であり、平成29年度より研究開発活動を実施しております。引き続き、平成31年度末まで本プラットフォームの改良、実証並びに社会実装に向けたビジネスプロデュース活動等を推進して参ります。

■本件に関するお問い合わせ先
アビームコンサルティング株式会社
JPABMICICTPLTDL@abeam.com

  • ※1 DISAANA/D-SUMMとは
    Twitterへの投稿をリアルタイムに分析(自然言語処理解析)し、災害等に関する問題・トラブルなどを自動的に抽出、整理する機能を提供する対災害SNS情報分析システムです。
    熊本地震、九州北部豪雨等の実災害でも活用され、被災者のニーズや刻々と変化する不足物資等の要望を把握することに利用されています。

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