オペレーショナルエクセレンスビジネスユニット Technology Sourcingセクター シニアコンサルタント
前職はSEとして様々な企業のERP導入や運用保守に従事しました。特定の部門や業務に偏ることなく関与してきたことで、多様な企業活動を俯瞰する機会に恵まれた一方で、SEという立場上出来ることが限られた状況にもどかしさも感じていました。そのような経験から「より本質的な課題解決をするためにはどうすべきか?」と考え始め、最終的には「よりクライアントに近い立場で、深く関わること」という答えを出しました。
入社後はクライアントのRun the Business領域を支援するチームに所属しています。アビームでは、クライアントのシステムと業務に深く関わるRun the Business領域の支援を通して、ビジネスとITの両面からクライアント課題を捉え、クライアントビジネスの成長、変革の実現に向けて価値を提供しています。配属当時、この領域の市場や事業拡大を考えた際、未来像がクリアに描けず、思い悩んでいました。上司にその悩みや自身の考えを打ち明けたところ、すぐにOKR(Objectives and Key Results)を実践するタスクフォースチームに加えてもらい、今後のあるべき姿や課題整理、打ち手検討などを上位者と直接議論する機会が与えられました。当時は私の思いを受け止めてくれたことへの喜びを感じていましたが、振り返ると、メンバー一人ひとりの疑問や不安、重視している想いの部分と真っ向から向き合う環境こそがアビームのカラーであり、素晴らしい魅力の1つであると再認識しています。
すべての企業は日々現行ビジネスの維持・運営を行っており、私自身はその中でIT・デジタルを起点とした支援をしています。企業活動は止まること無く、クライアントとは5年10年と中長期的に伴走することが多いです。「クライアントビジネスに直接的に、より深く」関わることで、真のパートナーとなることを目指しています。クライアントが安心して日々のビジネスに取り組めるよう、最適化により生まれた資源を新たなビジネスに活かしてもらえるよう、奮闘する毎日を送っています。クライアントのビジネスを深く理解し、信頼を得ていくことで、アビームに新たな案件機会を創出することも大切な役割だと考えています。
少子化に伴う生産年齢人口の減少が続く日本企業では、現行ビジネスを維持・運営をしていくIT・デジタル人材の枯渇が課題の一つとなっています。企業活動の根幹を支えること自体が困難になっていくことが予見される中で、私自身はその最適化に挑戦していきたいと考えています。具体的には、実行・運用フェーズからの支援だけではなく、上流にあたる戦略やデザイン等のフェーズにおいて社内に蓄積された知見を活かしたコンサルティングを提供することです。合わせて、エコシステム化の促進や労働力人口・グローバルを活かしたシェアード化されたサービスの提供などを実現することで、クライアントの現行ビジネスを下支えすることに貢献できればと考えています。
※内容は取材当時(2022年8月)のものです。