INTERVIEWインタビュー

不確実性の時代に欠かせない
バックキャスト思考とデジタルの力で
新しい事業の創造や社会変革を実現

K.TDXIビジネスユニット / 2017年入社

インタビュー社員の画像
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経営工学と開発経済学への関心からデジタルに強いコンサルティングファームへ就職

旅行好きだった父の影響で、子どもの頃から漠然と「先進国と発展途上国の経済格差」に関心がありました。大学では経営工学を専攻し、開発経済学の研究会などにも参加。アフリカや東南アジアを訪問して現地の学生や官公庁の職員などと交流する機会にも恵まれました。こうした経験から、今後は単純な支援よりも、デジタルとビジネスを通じた支援が重要になると考え、両方の側面から支援できる当社で働くことを決めました。特にアビームは、デジタルに強く、海外での活躍機会が多いことも決め手となりました。現在、私が所属しているDXIビジネスユニットは、2021年4月に立ち上がったばかりの新しい部署です。クライアントと共に、未来のあるべき姿を描き、そこに向かうためのプランを立て、実現に必要なデジタル技術やチームの構成などを考える、バックキャスト思考を大事にしています。不確実性の時代にマッチしていること、そして先端テクノロジーやソリューションだけでなく、その先にある人々の生活を変えていくことに大きな魅力を感じたため、デジタルイノベーションコンサルタントを志望しました。

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話を聞き、知ることから
すべてが始まる

現在は、途上国の支援をしている独立行政法人で、DX(デジタルトランスフォーメーション)に関わる業務支援を行うコンサルタントとして、途上国における行政向け求人システムの開発支援や、観光促進VRコンテンツの開発などに携わっています。最終的な受益者となる途上国のユーザーの情報をなるべく多く、正確に、そして短期間でキャッチアップすることが、私たちコンサルタントには求められますが、こうしたプロジェクトでは、集めるべき情報のボリュームが膨大な一方で、適切な文献もすぐには手に入りません。そのため、現地の方々の実際の声から情報収集をすることも多いです。例えば、現地にいるクライアントの社員と雑談をしながらうまく有益な情報を引き出したり、アビーム社内の知見者と話して、必要な情報をインプットしたりと、あらゆるチャネルを活用して情報収集するように心がけています。異なる文化に異なる感覚と、大変なことは少なくありませんが、VRコンテンツ開発の案件では、実際に完成したVRコンテンツを視聴した政府高官からも高い評価をいただき、大きな達成感を得ることができました。また、コロナ禍でコミュニケーションに様々な制限が生じていたさなかに、多くのステークホルダーを巻き込んで、最後まで業務を遂行できたことも自信に繋がりました。

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チャレンジングな環境が
個の成長を後押しする

途上国におけるデジタル技術導入支援というと、先進国の導入実績を相手国に展開するというイメージを持たれる方もいると思います。しかし実際には、日本よりも積極的に新しいテクノロジーを受け入れる姿勢の途上国も多く、また、法律や規制が十分に整っていない国では、先端テクノロジーの導入が行いやすい状況にあります。その結果、一部のデジタル領域においては、先進国よりも進んだ状態になるケースもあり、生活インフラが十分に整備されていない途上国という性質上、先端テクノロジーを導入した後のインパクトは先進国よりも大きいです。一方、規制が厳しく、先端テクノロジーの導入に慎重な姿勢の日本においては、途上国での経験や実績が、今後の事業創造や、社会課題解決推進の重要な参考になると予想しています。また、デジタルイノベーションコンサルタントの業務は先端テクノロジーの導入を求められるものが多く、DIXビジネスユニットとしても、先端テクノロジーのキャッチアップや、それらを利用したサービス開発を行うためのR&D(Research and Development)を、重要視しています。組織としてもまだ新しく、個々の裁量も大きいので、様々な先端テクノロジーの情報やスキルをキャッチアップしながらチャレンジングな環境に身を置きたい人には最適な環境だと思います。

みなさんへメッセージ

DXIビジネスユニットは、産業領域だけでなく、社会課題の解決まで扱う対象領域の広い部署です。コンサルタントとして、広い視野を持ち、様々な立場の方に寄り添って考えることが、これからの時代、より重要になります。学生の皆さんには、時間のある学生の間に、その時しかできない経験をたくさん積んで、多面的で多角的なものの見方や考え方を身につけていただきたいと思います。

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1 Day Scheduleある1日のスケジュール

  • 時計

    8:30

    始業

    メール・チャットの確認を行い、クライアントやチームメンバーへ連絡し、自分の当日のタスクを整理します。

  • 時計

    9:00

    プロジェクト日次ミーティング

    プロジェクトにおける各チームの進捗や抱えている課題を共有し、チーム間での認識を合わせます。

  • 時計

    10:00

    チーム内ミーティング

    チームメンバーのタスク内容を共有してもらい、自分が対応しているタスクの内容と認識相違が無いかを確認、調整しています。

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  • 時計

    12:00

    お昼休憩

    オフィスに出社している時はオフィス近くのお店でテイクアウトし、在宅勤務の時は簡単に自炊します。

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  • 時計

    13:00

    ミーティング(1)

    クライアントも参加する進捗会議に参加します。各チームの詳細な進捗や、クライアントから自分のチームのタスクに係る質問があった場合、チームのタスク進捗状況を報告します。

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  • 時計

    14:00

    ミーティング(2)

    クライアントへ事前に送付した資料を元に、自分のチームに係る他部署とのシステム連係の論点の説明し、クライアントの意見を伺います。

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  • 時計

    15:00

    資料作成

    クライアントから伺った意見を、資料に反映します。

  • 時計

    16:30

    資料レビュー

    チームメンバーからレビュー依頼を受けた資料に対して、レビューを行います。クライアントへ資料を提出する前に、チーム内でしっかり確認を行います。

  • 時計

    17:30

    サステナビリティ活動

    兼務しているサステナビリティユニットの活動で、社内のサステナビリティ活動の効果分析を行うための分析資料を作成します。

  • 時計

    18:30

    終業

    翌日の会議、タスクを確認し、退社します。