住友商事とアビームコンサルティング
企業のGX実現を支援する新会社を設立

アビームコンサルティング株式会社

　アビームコンサルティング株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長 山田 貴博、以下「アビームコンサルティング」）と住友商事株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員 CEO 上野 真吾、以下「住友商事」）は、2024年3月1日（金）、企業や組織のGX（グリーントランスフォーメーション）推進の支援を行う「株式会社GXコンシェルジュ」を新たに設立したことをお知らせします。

　気候変動問題への危機意識が高まり、カーボンニュートラルを目指す取り組みが世界のあらゆる地域で加速しています。日本においても2050年カーボンニュートラル宣言が掲げられ、GHG（温室効果ガス）排出量を削減し脱炭素実現を目指すGXは、企業経営における喫緊の課題となっています。アビームコンサルティングと住友商事は、2022年4月より、GHG削減のための戦略・ロードマップ策定やデジタルテクノロジーを活用したGHG排出量の可視化や分析など、カーボンニュートラル達成を目指す企業を支援するためのサービスを共同事業として提供してきました。この度、ニーズの加速やより統合的・長期的な支援を可能にするため、株式会社GXコンシェルジュとして改めて共同出資会社を設立することになりました。

　新会社は、アビームコンサルティングが長年にわたり日本ならびにアジア地域の企業変革やDX支援により培ってきた構想力・デジタルを強みとした解決力・プロジェクトマネジメント力と、GXを実現する上で不可欠となる専門知見に、住友商事の豊富な顧客ネットワークやグローバルなビジネス基盤、グループ力を結集したGHG排出削減に関わるソリューションの提供力を組み合わせることで、企業や組織がGXを推進する上で必要なアセットを統合的に提供していきます。

　具体的には、Scope3におけるカーボンニュートラルの実現に向け、企業や組織に求められるGX推進のシナリオ策定やバリューチェーン上での実現モデルの策定、GHGデータの可視化や管理基盤ツール群、非化石証書やクレジットなどのオフセットソリューション、オフサイト・オンサイトPPAによる再エネ電力供給でのGHG実削減など、GXを推進する上でニーズのある幅広いサービスを提供します。また、新会社はアビームコンサルティンググループ、住友商事グループのみに留まらず、グローバルレベルでのエコシステムを構築し、カーボンニュートラルの実現に貢献していきます。

≪GXコンシェルジュ　サービス概要図≫

　アビームコンサルティングと住友商事は、これまでも業界に特化した共同出資会社の設立などを行ってきました。気候変動対策など一社では解決できない複雑な社会課題を、お互い強みを持ち寄る共創型でのアプローチにより解決するだけでなく、より産業や社会の変革につながる価値づくりに繋げていきます。

≪株式会社GXコンシェルジュ　概要≫

アビームコンサルティングは、アジアを中心とした海外ネットワークを通じ、それぞれの国や地域に即したグローバル・サービスを提供している総合マネジメントコンサルティングファームです。戦略、BPR、IT、組織・人事、アウトソーシングなどの専門知識と、豊富な経験を持つ約8,300名のプロフェッショナルを有し、金融、製造、流通、エネルギー、情報通信、パブリックなどの分野を担う企業、組織に対し幅広いコンサルティングサービスを提供しています。アビームコンサルティングは、企業や組織とともに新たな未来を共創し、確かな変革に導く創造的パートナーとして、企業や社会の変革に貢献します。
ホームページ：https://www.abeam.com/jp/

アビームコンサルティング株式会社
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