Use-case Driven Data Management

事業部門とコーポレート部門の共創体によるユースケースを起点としたデータマネジメントプラットフォーム構築を通じてデータ価値向上と経営テーマの解決を支援

データドリブン経営の取り組みが加速するなか、企業内のデータを重要な資産として扱い、そのデータをもとに経営テーマを解決する取り組みの重要性が高まってきています。なかでも、DXを推進する企業においては、事業や機能(例:生産、営業)で分割された部門ごとに業務の見える化やBIの導入を進めるケースが増えています。一方で、部門の軸で最適を目指したシステム導入を進めた結果、部門単位でデータが散在し、部門を跨いだデータを取得・活用できないケースが散見されます。
アビームコンサルティングは、データ利活用の知見をもとに、企業の新規事業創出や SCM 変革等の経営テーマに沿ったユースケースを策定し、データ提供ユーザーとデータ利用ユーザーを繋ぐデータマネジメントプラットフォーム(DMP)を構築します。また、データマネジメントプラットフォームを適切に推進・運用するためのルール策定や人材育成などの体制づくりまでを包括的に支援することで、企業内のデータ価値を向上させ経営テーマの解決に貢献します。

企業内におけるデータマネジメントの課題

近年、ビジネス環境の変化は激しく、社会・消費者のニーズも多様化しています。また、第四次産業革命であらゆるものがネットワークで繋がったことで、企業内の各部門が保有するデータの分析・予測を通して、顧客へ新たな提供価値を生み出す必要性が高まっています。しかしながら、データの粒度や網羅性不足などが原因で、部門を横断したデータ活用およびその仕組み作りが上手く進められていないケースが散見されます。データを起点とした経営を実現する為には、業務・データ、システム、ルール、人材育成の切り口で打ち手を講じる必要があります。なかでも、事業部門とコーポレート部門が同じ目線に立ち、事業テーマをもとにユースケースを洗い出し、具体的に定義することが重要です。

企業内におけるデータマネジメントの課題

サービスの概要

アビームコンサルティングは、各業界のデータ・業務・システム知見、数々のクライアントと共に推進してきたDXプロジェクト実績により、データマネジメントプラットフォームの推進組織となる事業部門とコーポレート部門の共創体を立上げ、その共創体と伴走しながら、データの提供側となる部門やユーザーが抱えるユースケースを洗い出し、定義します。また、データマネジメントのアーキテクチャデザイン・システム構築、データマネジメントの教育プログラム開発・実行、データ連携・活用における方針・ルール策定、データの意味とその所在地の見える化までを包括的に支援します。

サービスの概要

データマネジメントプラットフォームの目指すべき姿

データマネジメントプラットフォームの提供価値は「社内の事業部門やユーザーから生まれる個別業務システムデータや基幹システムデータ等、様々なデータを一体として保持し、分析・予測、判断に必要なデータをユーザーへ迅速に提供可能にする」ことです。
つまり、「新事業創出」や「新製品サービス開発・リリース」等といった経営テーマを解決する為のユースケースをまず設定した上で、「データを収集・統合・出力するシステム基盤」、「部門横断の共創体(=DMPを構築・運営する推進組織)」、「データ提供・利用ユーザー」がデータマネジメントプラットフォームの構成要素となります。

データマネジメントプラットフォームの目指すべき姿

DMP構築プロセスを進める過程で見込まれる課題とアビームコンサルティングの提供価値

DMP構築プロセスを進める過程では、5W1Hが明確なユースケースの仮説を立てたものの、それを検証することができない等、工程ごとに課題が生まれプラットフォーム構築や運用推進の障壁となります。アビームコンサルティングは、各業界のデータ・業務・システム知見、数々のクライアントと共に推進してきたDXプロジェクト実績により、DMBOK(Data Management Body of Knowledge:データマネジメントの知識体系)だけでは推進が難しいデータマネジメントを構想策定から導入、運用まで一気通貫で支援します。

DMP構築プロセスを進める過程で見込まれる課題とアビームコンサルティングの提供価値

お問い合わせ先: Digital X Innovation Business Unit JPABDGTLTech@abeam.com

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専門コンサルタント
橘 知志
橘 知志
Satoshi Tachibana
未来価値創造 戦略ユニット長
安藤 有紀
安藤 有紀
Aki Ando

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